へし切さん
のうた一覧
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けなげにも 梢に残る花にこそ 恋しき妹に逢ふ心地する
令和四年四月九日
10
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風吹かば散りかいくもれ さくら花 吾が身ふるとて 君な忘れそ
令和四年四月七日
9
君はあの日のままに若く美しい ...
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君は花 咲いてはかなき徒し身を 愛しめど風に散り紛ふかな
令和四年四月六日
11
「散る桜 残る桜も 散る桜」 ...
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しとしとと心を濡らす 桜雨 涙にかすむ君が面影
令和四年四月四日
11
桜散る頃は、何故か淋しい...
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あづさゆみ春は麗に花の雲 さては恋路と浮かれ立つかな
令和四年三月三十日
8
桜は今が満開に、こころ浮かれて ...
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君逝きて 四半の時の過ぎゆきぬ 吾が身は老いて 銀漢の夢
令和四年三月二十七日
6
君のいない生活は空しい...
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まぼろしで 構わないから恋し君 いま一度に 春の陽炎
令和四年三月十八日
10
お彼岸の入りに...
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恋妻に 何が因果か先立たれ 惚れた弱みか寡暮らして
令和四年二月二十六日
8
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春を待つ独り暮らしを 侘びつれば 其よとも夢の君ぞこたふる
令和四年二月二十四日
12
其よとも:そうねと
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寒き夜に 温もり求め手探れば 褥に仄かな君が残り香
令和四年二月二十一日
10
あぁ、やはり君は居ないのか...
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仏前に君は微笑み 「老けたね」と 時の随に吾を揶揄ふ
令和四年二月十六日
10
君は今も若いね...
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吾が胸に 顔をうづめて泣きじゃくる 私死ぬのと 問ひし君はも
令和四年二月八日
1
哀しかろう、淋しかろう、怖かろう...
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吾が妹と二人居ませばいくばくか 痒しこの背の閑かならまし
令和四年二月七日
10
独り暮らしの哀しさよ...
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恋妻の思ひはおなじ 逢ふことの 絶えてしなくは哀しからまし
令和四年一月三十一日
11
あぁ君はもういないのか...
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独りでも生きてゆけるが 共に老い 共に泣いては 愚痴を言いたい
令和四年一月二十八日
12
君がいないと、やはり、淋しい.....
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思い出に振り返るには 若すぎて 一途に夢を追ふに 老いすぎ
令和四年一月十日
11
今日は成人の日 老いても心はあ...
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冬ごもり 春へを恋ひて草も木も ふふみあり待て いつか花咲く
令和三年十二月三十日
16
等しく春はやって来る。 一年、...
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夕暮れは 君恋しきに冬の空 緋に染めゆく入り際の街
令和三年十二月二十九日
18
君思ふ 心は炎 恋ひ焦がれ
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若き日を思えば今は懐かしい 君と歩んだ道を辿りつ
令和三年十二月二十日
17
老人は過去へ過去へと歩んでいく ...
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ひとり寝の 幾夜寝覚めぬ日日並べて 夜には百夜に 慣るるものかは
令和三年十二月十三日
18
日日並べて:日数を重ねて 百:...
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