へし切さん
のうた一覧
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冬枯れし庭の日陰の石蕗の花 黄色に咲くは母の温もり
平成二十九年十一月六日
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庭に花のないこの季節、石蕗が黄色...
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穏やかに過ぐる秋日をみおくれば冬立つ風に明日を言問ふ
平成二十九年十一月七日
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立冬も今日は温かな一日でした。 ...
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いたずらな風に戯れ山茶花の花弁ひとつまたひとつ散る
平成二十九年十一月十二日
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我が家の生垣に山茶花を植えていま...
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歳ふれど心は常に若くあれ夢な無くしそ身は枯るるとも
平成二十九年十二月十八日
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猫ちゃん、ありがとう! ジング...
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神さびぬ 春 緩みゆく 蝶番 扉ひらけば はつなつの風
平成三十一年四月二十五日
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古び動きづらかった夏の扉の蝶番、...
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春なのに浮かぬ顔して梅の花思わぬ雪に溜め息をつき
平成二十六年二月五日
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冬に逆戻り、とても寒いお天気でし...
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歳とれど悩みの種は尽きもせず残る命を惜しみて生くる
平成二十六年三月八日
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未だ迷いの中に...
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春なれば日差しはゆらぎ夢の中妹を想ひて身は天翔る
平成二十六年三月二十三日
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春は何故か眠くなる...
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風なくもはらはら落つる徒花を見つめて偲ぶ君が面影
平成二十六年四月十九日
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向かい風ペダル踏む足たよりなく抗ひゆくは辛き歳かな
平成二十六年四月二十一日
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老ひらくの夢の一夜のことなれば許されますかうたのわの恋
平成二十六年六月二十六日
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受けとめてくれますか...
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風が吹くたとへ貴女がいなくとももう振り向かぬ生きねばならぬ
平成二十六年六月二十七日
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堀辰雄「風立ちぬ」に寄せて......
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紫陽花の色鮮やかに変わりゆくオランダ坂に雨は降りつる
平成二十六年六月二十九日
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わが青春の街...
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詮無くも歳を重ねど欲ありて仮の憂き世になほすがりつき
平成二十六年七月一日
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ひじ枕 団扇揺らせば涼やかに まどろみの中 秋の音を聞く
平成二十六年八月九日
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まだまだ暑さ続く中、せめて歌だけ...
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何処までも澄みわたる空鐘が鳴る命の重み忘れないでと
平成二十六年八月九日
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怒りの広島、祈りの長崎... ...
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朝露に濡れて花咲く月草の一日に散りぬ儚き想ふ
平成二十六年九月十八日
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拙きも 歌詠み続け励まされ 一年過ぎし 今日は記念日
平成二十六年九月二十七日
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こちらにお世話になり今日でちょう...
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ゆく秋の名残りを惜しむ山もみじ華やぐ時は足早に過ぎ
平成二十六年十一月二十二日
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美しい季節ほど足早に過ぎてゆく....
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夢失せて空ろとなりぬ現世に我が身を置くや息を潜めて
平成二十七年五月四日
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出しゃばらず、ひっそりと生きてい...
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