inosannさん
のうた一覧
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友くれし古くなりたるオルゴール時おり鳴ったり途切れたりする
平成二十五年三月十日
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十数年前に友達からもらったアメリ...
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霞立ち空との境あやふやな駿河の海も晴れる日を待つ
平成二十五年三月二十五日
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人間の間もあやふやで良い場合とは...
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生きるため働くことに若干の戸惑い覚えて今日も暮れ行く
平成二十五年四月五日
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家族の為に働くとか言いながら結局...
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公園に愛の言葉を交わしつつ親子で投げ合う白球の飛ぶ
平成二十五年四月七日
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少しでも客が楽しくなれるよう話しを聞かん置き薬おき
平成二十五年四月七日
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営業は売り上げに翻弄される立場だ...
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妊婦さん双子か年子か引き連れて幼さ残し歩道を横切る
平成二十五年四月十一日
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新しく覚えている歌くちずさむ記憶の断片あわせるように
平成二十五年四月十三日
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中村〇俊さんの「海をだきしめて」...
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誕生日に若かりし母を思い起こす帰省のカバンに好物詰めるる
平成二十五年四月二十一日
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今は施設に入っている母が小生が帰...
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穏やかな駿河の海に靄かかり空との境さだかならざり
平成二十五年五月十五日
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白黒つけず、曖昧なままにすること...
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襲い来る胸の痞え飲み込んで腹を据え向かう営業任地
平成二十五年五月十五日
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あがり症なのか、必要以上に緊張す...
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星ぼしの輝きみせる実績と思えば楽し 売り上げ表見て
平成二十五年五月三十日
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手にできない星は、ただ眺めている...
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モロクロの幼と写る若き母は勤め帰りに天ぷら匂いき
平成二十五年六月七日
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男はいくつになっても甘えん坊・・...
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朝礼で本社の意向にもの申すトップセーラーの声はむなしい
平成二十五年六月十一日
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さすがのトップセーラーといえど、...
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自己中に世界が回ればストレスなど宇宙の彼方へぶっとばしてやる
平成二十五年七月二日
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かなり、気分が落ち込んでいるもの...
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しばしの間くるまのシートにもたれれば峡吹く風が袖を揺らしぬ
平成二十五年七月十六日
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営業の合い間をぬって木陰に車を止...
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薬箱をささいな理由で返されし疎遠な縁を思い知れされぬ
平成二十五年七月二十五日
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・・・
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人類の愚かな選択原爆の記憶も話題も薄れてはならぬ
平成二十五年八月四日
10
・・・・・
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涼風に蝉のむくろが転がるる峡の木陰に沢音沁みる
平成二十五年八月八日
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懸命に生きた立派な生き方が心に沁...
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女房の出来ない事をやることでなんとか生きる気力をいただく
平成二十五年八月十六日
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体の弱い妻にしてやれることは日ご...
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公園で空を見上げて浮かぶ歌 枯れ葉を拾いしたためてみた
平成二十五年九月一日
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メモ用紙を持ってなかったもので・...
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