紫草さん
のうた一覧
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「もつと見る」クリックして知る歌心 君が想ひを手繰り寄りそふ
平成二十四年一月二十八日
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楠の木はひとり遊びに葉を落とし機嫌直して伸びをしており
平成二十五年三月十六日
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あぁ・・ 春です。
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一匹の蟻が畳辺ゆくときの右往左往とわが人生と
平成二十五年七月六日
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一瞬に人の情けの嘘まこと見分けてしまうきみの哀しみ
平成二十五年十一月二十八日
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咲き残る真綿色した山茶花の揺れて知らする朝の風色
平成二十六年二月十五日
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肉体と魂はいっしょに死ぬのかな青き麦の穂揺れて光れり
平成二十六年四月二十五日
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泣きながら眠りし吾子の背を摩る優しくなれよ強くなれよと
平成二十六年七月十七日
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音立てて何に雨降る長月の山桃濡れてわが内に降る
平成二十六年九月六日
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山桃の木も 私も そぼ降る 雨...
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「寝ようか」と声掛けくるる夫のいて「寂しい」なんてどの口で言う
平成二十六年十月十八日
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末息子もひとり暮らしをはじめ ...
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春雨の過ぎたる夜半を耳立ててこの世の韻を聞いている猫
平成二十九年五月六日
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うちのモナカ。 人の聞けないも...
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悲しいのか笑っているのかわからないこの歪みこそ私のかたち
平成二十九年六月二十八日
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チェーンソーの音が途切れて汗だくの男ら現る三時のお茶に
平成二十九年八月二十五日
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呆け義母を褒めて叱って涙落つ 強くなりたい優しくなりたい
平成二十四年二月十六日
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斎藤和義の歌ではありません、自分...
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夕焼けは部屋に佇む君照らし影は私に会いに伸びくる
平成二十五年三月二十四日
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日の暮れの帳が降りたお庭には石楠花ぼんぼり夜通し灯る
平成二十五年四月二日
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夜目にも鮮やかな石楠花がぼんぼり...
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幼子に会釈をされて笑み溢れすみれ群れ咲く卯月を歩く
平成二十五年四月四日
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追いつけぬさくらさくらよまだ何もつかまえてない今年の春も
平成二十五年四月十四日
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ただでさへ妄想好きのわたくしがあなた想えば波乱万丈
平成二十五年四月十七日
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くたびれた蛇口は悲しみ深きごと夜通し泣いて涙ぽたあり
平成二十五年五月十八日
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紫の草の根で染むこの糸の織り込む歌の季節の愉しき
平成二十五年五月二十七日
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