西村 由佳里さん
のうた一覧
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一日は八万六千四百秒全ての時に君といれたら
平成三十年四月二十日
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少しだけほんのちょっとと言いながら眠る息子が寝てた布団で
平成三十年四月二十六日
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もしかして眠っていたかもしれなくてアイデア帳は今日もまっしろ
平成三十年五月一日
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雨粒は大地に歌うしとしととしとしとららら君が大好き
平成三十年五月八日
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もう少し眠りたい目に浮かぶのはおにぎり入りのカバン持つ君
平成三十年五月九日
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いつもとは違うカバンと違う靴違うワタシに会ってみたくて
平成三十年五月十七日
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嬉しさを隠しきれない我の目に映るいろんな人や物、雲
平成三十年五月二十一日
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すみっこの埃を今日も拭いてゆくふふんふふんとおしり振りつつ
平成三十年五月二十二日
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乗り物があっちこっちにひしめいて摩耗してゆくアスファルト道
平成三十年五月二十三日
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レッスンを終えて少しの立ち話試合スパイクビールおつまみ
平成三十年五月三十日
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外からの風に素足をさらしつつ思いつくままペン走らせる
平成三十年六月十九日
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平穏が夢という名の花咲かすあともう少し書いてみようか
平成三十年六月二十二日
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暗闇で息をひそめる大木よさあ胸を張れ歌が始まる
平成三十年十一月二十七日
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牛乳の汚れなき色君がいるただそれだけで幸せなんだ
平成三十年十二月十四日
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誰のでしょうこのひとひらは誰のでしょうてんとう虫に聞いてみましょう
平成三十一年一月十日
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いつもとは違う立体空いてても進む後ろに車が続く
平成三十一年一月十六日
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じゃがいもをかごに入れつつ見てゆくは豆といっしょの小オニのおめん
平成三十一年一月十八日
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口の奥を舌で閉じつつほうばったきなこもちああこれで三個目
平成三十一年二月四日
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きなこもちは、油断するとむせます...
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さよならと落ちてゆく髪さよならと我は見ている床に着くまで
平成三十一年二月五日
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空を見ず草木も見ずに過ごした日我が身の内に絵本が集う
平成三十一年二月七日
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