灰色猫さん
のうた一覧
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求めたの破れる恋と知ったまま燃える想いに踊らされたの
平成二十九年十二月二十八日
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うるうると僕を見あげてうんちする恥じらう瞳の君が大好き
平成三十年一月一日
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サラダ菜へオリーブオイルを回しかけ朝に生み出す夏の地中海
平成三十年一月五日
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花のでるやさしい銃で撃ちあって死んだ方から歌う約束
平成三十年一月五日
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月の夜の朱雀門にて博雅は妖しき笛の音色に酔いて
平成三十年一月八日
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運命も知らないままに雛鳥は白い産毛のつばさ繕い
平成三十年一月八日
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風になり駆けくだったら全力を遥かに超えてテイクオフです
平成三十年一月十七日
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風となりぼくはあなたを守りたい勇気をくれたその微笑みを
平成三十年一月十九日
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星空に召されなかった生命はマリンスノーの銀河世界に
平成三十年一月二十日
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雨音を必要とする世界へと浅き眠りにショパンの指を
平成三十年一月二十日
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受け取って貰えなかった花束が雨にうたれて輝かしいです
平成三十年一月二十二日
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凄惨な悪夢を見ていた眠りから救ってくれた猫に良い名を
平成三十年一月二十三日
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夢想家の白きピアノを奏でれば地球に灯るイマジンの夢
平成三十年一月二十四日
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初めてをいっぱいくれたあなたへの想いを抱いた勇気の旅です
平成三十年一月二十五日
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ぽろぽろと彼女が零すため息が虹色ですね恋なんですね
平成三十年一月二十六日
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雪の舞う恋歌と恋歌のページへと桜の栞を滑りこませる
平成三十年一月二十六日
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ふたりして孤独な薔薇に生まれたね互いの刺で傷つけあって
平成三十年一月二十八日
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華やいだ花火の終わり祝祭はたったひとつの影のみ残し
平成三十年一月三十日
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校庭のタイムカプセル掘り出せばあどけなかった恥ずかしい恋
平成三十年二月二日
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てかてかと深夜営業コンビニの明かりが救いであった夏の夜
平成三十年二月二日
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