みやこうましさん
のうた一覧
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わが妻の遺影の中で微笑めば手を合わすたびほっとさせらる
平成二十八年十二月十日
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笑顔の遺影は明るくて、慰められま...
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独り発ち何処へ行ったかわが妻よ 黄泉の世界で迷っていないか
平成二十八年十二月十一日
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妻に逝かれて茫然自失。歌に思いを...
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「介護することが無くなり楽やろ」と遺影の妻は寂しく語る
平成二十八年十二月二十七日
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朝夕に妻の遺影に、ご挨拶。
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死に顔の妻のほっぺを手で包み「又会う日まで」と固く伝える
平成二十九年五月三十日
26
死別の辛さ、今も尾を引く。
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言葉にて人につながるよすがかな歌を紡ぎて孤独を分かつ
平成二十四年三月十日
25
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夢に来て夢に消えゆく人の影 ああ、忘られぬ初恋の人
平成二十五年二月十六日
25
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しみじみと今日降る雨に籠りたる梅を咲かせる春の蠢動
平成二十六年二月二十七日
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曇り空 色とりどりに紫陽花の萌えて知らしむ 梅雨のきざはし
平成二十六年六月五日
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夢を持つことの少なき日々にして 介護につくす模範となるや
平成二十六年八月七日
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現状維持のみに最善を尽くす。
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台風の過ぎ去りしあとの静けさよ 部屋にひっそりキー叩く音
平成二十六年八月十日
25
台風一過、歌心も湧く。
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短歌とう空しい趣味が人生の空虚を埋めるこれも真実
平成二十九年二月五日
25
腰の骨折のため入院し、一月あまり...
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残生を守備に生きるか攻撃の姿勢でゆくか いつも履く運動靴
平成二十九年二月八日
25
老いの戦闘態勢に、運動靴は欠かせ...
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妻去りて一人身になり束縛と自由の良し悪し秤にかける
平成二十九年五月八日
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生きるとは厄介なもの・・・。
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人生の余白を埋める歌遊び実なきものが命支える
平成二十五年二月二十三日
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沈丁花ひっそり咲きて見過ごせば香り追い来て引き戻されぬ
平成二十五年三月七日
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人は人我は我よと守りきし孤塁の揺らぐ老いてこの頃
平成二十六年一月七日
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喜べど子等に労われ老いを知る
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結末を友情として終えました 百五十才の二人の青春
平成二十六年四月十四日
24
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ショートステイ、妻のいぬ間に洗濯し 寝具を全て新しくする
平成二十六年六月十五日
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ショートステイで妻の居らぬ間にも...
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祭列の都大路を見上げれば 薙刀鉾が梅雨空切れり
平成二十六年七月十七日
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梅雨開けも愈々・・・。
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夜更かして読み書きをする日常に デイの朝の早起き辛し
平成二十六年八月二十六日
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週三のデイサービスは準備が大変、...
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