半格斎さん
のうた一覧
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健気にもまだ咲き魅せる朝顔に 秋の日差しのあたたかきかな
平成二十九年十月二十八日
16
お主もなかなかやるのぉ・・・?
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たわわなる柿を見上げて頃合いを 計りておもわむ鳥より先に
平成二十九年十月二十七日
20
見渡す柿は全て渋柿です。 去年...
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甘酢和え もってのほか を頬張れば 秋は静かに流れ落ち行く
平成二十九年十月二十四日
23
もってのほか=食用菊です。
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軒端うつ夜來の雨音うたにして 雪を待つなむ出羽の山里
平成二十九年十月二十一日
18
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山肌の彩る錦縫うがごと 湯けむりただよう蒸ノ湯の秋
平成二十九年十月九日
23
鹿角市八幡平・・蒸ノ湯温泉から
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枝もみじ隠して山の端入り日色 今日も終えり秋の夕暮れ
平成二十九年十月九日
21
黃橙のでっかい太陽の前には山の紅...
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何残る刈田に雀群れ飛べば 秋の陽 のたり昼下がりかな
平成二十九年十月五日
23
まったりとした一日でした。
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鈍色の湯だまりの中に身を沈め ちらつく雪に想い彷徨う
平成二十九年十月四日
21
深山幽谷の秘湯にはひらひらと舞う...
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ななかまど街路に紅き実をつけて 先んじて秋を我がものとする
平成二十九年十月一日
24
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雨上がり鴉の声も枯れ枯れに 寒さ増すなり初秋のころ
平成二十九年十月一日
24
あんまり寒いのでストーブに火を入...
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秋の陽の櫨の葉色や入り日色 たとえて愛し詠む人のあり
平成二十九年九月二十九日
24
はぜのはあかくていりひいろ・・・...
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大野台 沓漬つばかりか分けしかど 毬栗何処に尋ね侘びにき
平成二十九年九月二十七日
13
大野台と言う所に栗の木が沢山あり...
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茫茫の枝に紫 実のあまた さ庭の式部や秋は更けゆく
平成二十九年九月二十四日
17
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秋風の流るる稲田に翁立ち 黄金見しつつ顔ほころばす
平成二十九年九月二十二日
21
黄金見とは黄色くなった稲穂を眺め...
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雨や雨 篠突く雨や闇打てば 寝ることおいてする事も無し
平成二十九年九月二十一日
16
昨夜の雨は、虫の音、秋風のそよぎ...
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ふるふるとゆれる秋桜秋風に 酔わぬか色ます南郷の朝
平成二十九年九月十八日
17
そんなに揺れて風酔いはしないんで...
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石走る水の流れの白瀑は 色ずく前の木の間隠れに
平成二十九年九月十七日
13
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青垣の山のふもとや稲の穗は 黄金ならまし秋風のなか
平成二十九年九月十日
12
これから一面、黄金に変わっていく...
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何想ふ二羽の鴉は寄りもせず 日なかの黒羽根秋日和かな
平成二十九年九月六日
10
温泉の帰り、耕作放棄地を見たら、...
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並びゐるおうなの先にゆかしくも 天竺牡丹は秋風にたつ
平成二十九年九月五日
16
利用者さんたちと秋晴れの中ダリア...
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