舞 さん
のうた一覧
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角打ちに 流れる演歌 苦酒の モッキリひとつ 空ける間の恋
令和六年一月三十日
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雪折れの桜ひと枝花盛る空さえ見ずに固きつぼみら
令和六年一月二十九日
11
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子を乗せたソリ引く母の背を眺め子は大人へと北国の冬
令和六年一月二十八日
11
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吹雪夜に埋もれて独り老い人は酔いの夢の間時さかのぼる
令和六年一月二十七日
8
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何をかを求めて歩む頃は過ぎ酔いに微睡み時を待つ夜半
令和六年一月二十六日
10
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雪道でスベリ笑われ また妻もスベルを笑い 敵討ちかな
令和六年一月二十四日
6
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幼な子のつくる雪玉差し出せば笑みつ語りつ母は受けとる
令和六年一月二十三日
8
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すれ違う女黒髪ほのやかな香にさざ波の頬染む男の子
令和六年一月二十二日
7
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ギヤマンの 深き琥珀の 火の酒に 揺れる氷りの 音のかそけく
令和六年一月二十一日
2
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息白く消えゆく先の三日月に添いて美し宵の明星
令和六年一月二十一日
11
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冬の街さざめき笑う少女らは花一房の雪に咲く色
令和六年一月二十日
9
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雪の上にいたずら書きの子らの描く笑った顔にわれも癒やされ
令和六年一月十九日
9
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遠吠えも忘れてながく凍て月の冴えた光りに老いた狼
令和六年一月十八日
7
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寝ころがり穴掘りスベリ雪だるま造る子どもら小さてぶくろ
令和六年一月十七日
8
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地吹雪に寄り添い歩む母と子のスーパーの荷に花の一輪
令和六年一月十六日
8
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灯り消しともに寝るまで何てない今日の終わりに三言二言
令和六年一月十五日
8
灯り消し 妻と寝るまで 今日明日...
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しぐれゆくその背の跡をおい歩む旅などしたく雲を友とし
令和六年一月十四日
8
うしろすがたのしぐれてゆくか ...
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カムイらの白の饗宴一つ夜を街へ舞い降り雪に埋葬
令和六年一月十三日
6
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旅人にひとを偲ばす雪の夜はゆるり燗酒イカ炙りつつ
令和六年一月十二日
7
「舟唄」八代亜紀さん
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客人にひとを恋わせるユーカラか吹雪の音かアイヌモシリの
令和六年一月十日
7
アイヌモシリ北海道
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