舞 さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：人気順)
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- 孫を追う爺息切らし「ああしんど」腰おろしつつ笑みて手を取る 平成二十四年七月二十三日 7 もっと見る
- 泣かないで愛しきひとよ逝く時の思い出とせん君の笑顔を 平成二十四年七月二十六日 7 もっと見る
- 浴衣着た少女キリリと襟揃え背を正しつつ父母の後追う 平成二十四年七月二十九日 7 もっと見る
- 夕暮れに競いて鳴きし鈴虫の声を背に負い見上ぐ三日月 平成二十四年八月二十三日 7 もっと見る
- 惚れたとも云えず別れて人生の時を隔てて老いゆく二人 平成二十四年八月二十三日 7 もっと見る
- 虫の音に心もまかせ酔うままにゆらり揺られて月まで行こうか 平成二十四年九月七日 7 もっと見る
- 家族へは語れぬ今日をまた過ごし笑顔を作り我が家へと入る 平成二十四年八月三十日 7 もっと見る
- 音も無く濡らして白き長月の雨を彩どる秋虫の声 平成二十四年九月十一日 7 もっと見る
- 一日の憂さを肴に苦酒を呑む独り夜の月もなき空 平成二十四年九月十四日 7 もっと見る
- 歌一首皆それぞれの苦しみの色紅の深き傷痕 平成二十四年九月二十一日 7 もっと見る
- くもり無き瞳に映す海原の同じ青みる小豆島ゆく 平成二十四年九月二十三日 7 もっと見る
- 明か月を愛でては朗がら秋寒露憂さと呑み干す酒さえ美味く 平成二十四年十月一日 7 もっと見る
- 鈴虫の止むことも無き鳴き声に吾れを重ねる君を恋う夜 平成二十四年十月四日 7 もっと見る
- ときめきに日々を過ごせる季節あり色褪せてゆく卒業写真 平成二十四年十月二十五日 7 もっと見る
- 下賀茂の糺すの森の秋の雨流れに映す濡れ紅葉燃ゆ 平成二十四年十月二十五日 7 もっと見る
- 思い出をカランと貯める貯金箱いつか開けよう君とふたりで 平成二十四年十月三十一日 7 もっと見る
- 恋と言う言葉を知るや幼げな制服の君朝日背に受け 平成二十四年十一月六日 7 もっと見る
- あと幾度冬を耐え越し山桜君に逢えるや北風に問う 平成二十四年十一月二十日 7 もっと見る
- 彩どりのともに変わらぬもみじ葉もここにこそあれ秋南禅寺 平成二十四年十一月三十日 7 もっと見る
- 雲天に飛行機の音遥かから空は閉ずとも目は伏せるなと 平成二十四年十二月二日 7 もっと見る
