御宿川蝉のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
夢心地 歌を歌うは 君の声 響く気持ちを 歌ってほしい
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高松 蓮
仕事辞め 景色の変わった 町なれど 名も知らぬ花 今日も変わらず
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稲穂
彼方へとつづく麦の穂この空にハチドリたちの夢をみている
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トウジさん
水棹さし柳うつして嫁衣装糸は揺れても切れることなし
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灰色猫
水脈の通へる森の切り株に眠るかはづが龍を夢見る
7
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舞
ライラック手折る花房甘き香とひと夜とも寝の薄墨の闇
6
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へし切
久方の空は青々 五月晴れ 色とりどりの あやめ咲く道
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ななかまど
どう見ても好きになれない鴉でも朝な朝なに会えば馴じみぬ
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茂作
澄まし顏そつと近附く椋鳥に お裾分けする春の穫り入れ
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ななかまど
幾久しい筋肉痛の足腰を連れ来て畑の草を刈りたり
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うすべに
のあざみの頭を撫でてたしかめる 近づく夏の青いけしきを
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時計台
車輪梅 咲き誇れども 詠まる事 無くして過ぐる また一年が
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横井 信
青空をツバメは一羽飛んでゆく小さな椅子で振り返る春
10
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うすべに
やまぼうし 闇に浮かんでゆらゆらと 月のない夜に翔ぶ白い蝶
5
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茂作
祖父はいつそんなに歳を獲つたかと 孫に聞かれる夕燒けの道
11
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滝川昌之
種まけば一人で育つ花もあり手塩かけても咲かぬ芽もあり
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舞
道広き公園をゆく若者らみな美しくリラ冷えの街
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トウジさん
カウベルの音も晴れやか君の笑みパキラの横のいつもの席に
8
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茂作
思ふことありや夕べの白牡丹 一輪咲きて摘むを躊躇ふ
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舞
ぼんやりとはぐれ雲など眺めつつ日は暮れてゆく窓の席から
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