青き銀椀のお気に入りの歌一覧
みをつくし
清らなり 澄みし川邊の流星群 目くらむほどの螢の亂舞
26
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ななかまど
真夏日の夏山憶うわが耳に低く鳴きくる雷鳥の声
11
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舞
ひと片の枯れ葉に残る夏の日の光りの記憶葉脈の跡
11
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名鈴
大学は 事の外なり 師と友と 近付きたきが 文のみ通ふ
11
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び わ
取り囲む対する相手三十人死生一如と武蔵は覚悟
3
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西村 由佳里
声だけのつきあいだけど想像す絵本手に取り笑うあなたを
5
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鴇乃
酉の刻 家路に記憶重ねれば 人のありける侘しい景色
4
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森川
猛烈な 日差しを浴びて うなだれる 稲穂の姿に 励まされたり
8
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森川
簾越し 暮色蒼然 眺めつつ オレンジ色の お酒にほろり
6
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艸介
戸をば開け土間を掃きたるその隙に 押し入りし蜂の顔を伺ふ
9
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高松 蓮
半月が とろりとおいしそうに見えた 疲れているのか もう秋なのか
11
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名鈴
星合を 雨に幾度 塞かるとも 固き契りぞ 常しへなるよ
14
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可不可
通学路に小石みたいに 翔べなくて這ったまま カナブンひとつ
10
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滝川昌之
流れくる手持ち花火にはしゃぐ声かすかに煙り夏を締めゆく
19
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ななかまど
新たなる生活様式さけられず会いたき人に会えぬ七夕
11
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みをつくし
歸省してふと思ひをり世に出でて動きし齒車止まるを得ずと
25
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舞
神庭へ昇る光りの階しの秘跡のごとく立つ朝かな
10
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名鈴
平安の 世は冷えにけり 色衣 引き重ねては 清らを尽くす
11
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び わ
吉岡や宝蔵院に勝負して勝てど武蔵は常に驕らず
3
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千映2
コロナ禍で脳も体も怖気ずく高齢の夢もそぎ取られてく
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