詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
ふぢばかま集ふ蝶たち發つ後は香りほのかに風となるかな
15
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へし切
秋さりて独り淋しき雨の夜は 君に習いし 歌 口ずさむ
24
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横井 信
秋雨の柔らかく降る帰り道 濡れて行こうか金曜の夜
15
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リクシアナ
噴水の影も虚ろな秋の暮れ水の帳に結ぶ面影
20
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可不可
夏の声は樹の上から降って来て 秋の歌は足もとから湧く
14
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KEN
秋雨に濡れて焔の泣く野邊は身の狂ふほどやわくやさしく
15
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へし切
やほ蓼のからしになれて年をつみ過ぐすこの世も楽しからずや
25
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横井 信
開け放つ窓の外より虫の音は雨の向こうに微かに聞こえ
14
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夢士
急激な気温の低下虫の音の途絶えて外は秋雨の音
18
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幸子
木々の葉の影の成したる絵巻物愛でつつ歩む秋の道かな
25
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千映
無花果の甘露煮上手く炊き上げたお萩の隣お供えの朝
13
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滝川昌之
壁ドンて恐喝でしょうヤンキーの貸してる金も君は返さず
18
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秋日好
中秋に向かい膨らむ想い乗せつま弾く弦は君の夢見に
19
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横井 信
柔らかく空に広がるうろこ雲静かな朝に長袖を着る
15
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滝川昌之
秋の野に何を手向ける曼珠沙華ギフトリボンの結び目と咲き
22
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falcon
秋色の風は千日紅から乙女らの髮なびかせて空へ吹きぬく
8
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恣翁
靄りたる山懐に抱かれて 修善寺の 早暮れかかりたり
14
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舞
つり革を掴むおみなのマニキュアもやや秋色の長月の暮れ
11
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KEN
病む思ひ紅さし指で亂れ書く文の如くに風に朱の花
16
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横井 信
お疲れと一息ついて空見上げおぼろに見えた上弦の月
11
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