横井 信のお気に入りの歌一覧
茂作
いとほしや嬰兒に添ふ母のごと 老婆は冬菜を飽かず見つめる
19
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KEN
風に尚 夕星家の灯 羨しきろ 時の瀬波に 浸る岸はも
11
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ねむい
独りでは身に付けられないアクセなどを他者と繋がる御守りとする
6
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ななかまど
手と足の柔軟ためす寒き朝マリオネットの節おもいつつ
11
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滝川昌之
来週は残務早めに片づけて歳の市など妻と歩こう
14
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び わ
ぽかぽかと家内揃えた冬用のシャツ身にまとい散歩も楽し
7
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紫草
眠剤に頼るひと夜をギヤマンの帆舟に揺られて海ばらを行く
12
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橘
しょうもない私はしょうもないなりに悩みの中に今日も生きてる
12
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音弥
飯会の予約は何処もいっぱいで悪戦苦闘の末に家飯
12
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ひげじぃ
膝上の中折れ帽に指をそえ君待つ夜へバスは急ぎぬ
16
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名鈴
露霜の 昼は消ゆれど 夜さりには また置きにけり 我が衣手に
20
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舞
その昔惚れた女の匂いなど思い出させる冬の夜の月
10
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茂作
二人だけ靜かな夕餉聞こへ來る ジングルベルは遠き思ひ出
14
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KEN
凍てつきぬ 形留めぬ 性なれど 高窓の玻璃 月の写し身
13
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萱斎院
吹きしけば玉かとまがふ あきの野に散りにし露も冴えこほるらむ
8
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うすべに
華やかな店のかたすみ控えめに 今日は主役と柚子がかがやく
13
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千映2
一発で味が決まりし稲荷寿司主婦歴伊達でなかった証拠
10
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滝川昌之
一年で一番長いお勤めと柚子に成りたい今宵の月は
17
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ななかまど
しもやけの足の痒さの冬が来てわれの鼓膜に虎落ふるえる
11
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里香
朽ち落ち葉 くつの下にも やわらかく さびしい木々の 根本彩る
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