御宿川蝉のお気に入りの歌一覧
ななかまど
オホーツクの山背いとわず紫陽花は花咲き継ぎて命新し
15
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横井 信
梅雨寒の雨で小さく閉じこもる夏を待ってる白い草花
13
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KEN
まよふとも 衣眩しき 山法師 泥土に汚るる この裾もがな
12
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バジル
偶然と奇跡で恋はめぐり逢い自我と予見に断じられ去る
11
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滝川昌之
名月は明月院の池の面に初夏の菖蒲の花影添えて
12
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灰色猫
もう誰も参りに来ない野仏に桃を供えに今日も赴く
9
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茂作
紫陽花の色を迷ひて梅雨深し 赤にうつるや青にうつるや
21
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詠み人知らず
梅雨曇り 足踏みばかり 雨を待つ 靄のかかりし 心かばいて
6
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KEN
五月雨の 気配まがひぬ 香触森 岩間の松葉 南風爪弾ゐて
11
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ななかまど
梅雨の間の風が奏でるセレナーデ静かに人を想う夕べに
13
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舞
子の頃の小さき夢など思い出す水無月晴れた大空の青
10
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へし切
初夏の花は愛しも 卯の花の 霖雨に身をも腐しけるかな
19
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詠み人知らず
紫陽花が ピンクに染まり 可愛くて まだ白き花 何色に染まる
7
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いろは
別れより 出逢えた奇跡に 花束を 色とりどりの ありがとう
11
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滝川昌之
梅雨晴れ間 潤い足りて囀れば夏鳥宿す山緑濃し
13
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ななかまど
待ちきれぬ梅雨を追い越し吹く山背夏くるまでの幼穂に鞭
13
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へし切
立葵ひとつふたつと咲き初めて 梅雨入りを告ぐ 六月の空
14
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なりあきら
一人して ものを想えば 窓の外 同じ想いで 鳴くホトトギス
5
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茂作
どくだみの十字の花の悲しけれ 指に殘した幼き記憶
14
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ハーコット
失いて四年夫との思い出は不思議なるかな良きばかりとぞ
7
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