行宮偏(仮之名)のお気に入りの歌一覧
ことほぎす
流氷が ゆらぎみづうみ 陽の兆し うたかた溶けて 霞む白光
6
もっと見る
澄空
袖の香もとめぬはる立つ風なれば梢の雪もほころびにけり
8
もっと見る
もみじ☆彡
つかのまの 舞こそを観よ 九重の 白絹まとう 其は木蓮の
20
もっと見る
磯山武士
淡雪のうすくつもれる紅梅の宮につたなくうぐいすの鳴く
12
もっと見る
へし切
悲しくて淋しい時は青空を忘れないでと空色の花
21
もっと見る
秀峰
一人旅 竹富島に泊まるれば 宿のおじいと 交わす泡盛
4
もっと見る
清淡
白梅をあなぐる夜道に見つからず 見上ぐる空に上弦の月
7
もっと見る
磯山武士
紅梅の咲きそむ里の山並みを真白くかえて風の吹きおり
7
もっと見る
松本直哉
肉体ははかなき器橄欖山のぼりしのちの睡魔はげしき
3
もっと見る
灰色猫
村々に雨を届ける旅路です鳴神さまの絵巻を胸に
20
もっと見る
コタロー
青空の青の眞下のショベルカー音立て掘りぬ春の黒土
15
もっと見る
KEN
春の雪 深夜の淡雪 名殘雪 心に積もれ 時惜しむ身の
17
もっと見る
滝川昌之
鍵盤を叩くがごとくどぶ板をカタカタ跳んで子ら渡りおり
15
もっと見る
夢士
春の川その場動かぬ人あまたレンズの先の翡翠一羽
16
もっと見る
浅草大将
かの岸へかちも渡らめ射干玉の夜谷川にあかつきは来ぬ
4
もっと見る
只野ハル
ソチよりもこちらの方が雪深し炬燵桟敷の窓に目遣りて
4
もっと見る
可不可
半びらきシャッター覗くと今さらに食育される兄さん姉さん
5
もっと見る
野吹
いくたびの春のめぐりに逢ひつつもなどや悲しき花の別れは
26
もっと見る
浅草大将
いくたびの旅も今には夢なれどゆめも忘れじくろがねの道
11
もっと見る
滝川昌之
月曜の憂いを纏う通勤に追い打つような春の嵐よ
13
もっと見る
[1]
<<
53
|
54
|
55
|
56
|
57
|
58
|
59
|
60
|
61
|
62
|
63
>>
[63]