名鈴のお気に入りの歌一覧
び わ
手話学習アイウエオから開始する八十路を越えて幼稚園児に
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横井 信
北風に震える朝もコーヒーの香りを連れておはようの声
13
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うすべに
いちょうの葉 砂場で遊ぶちいさな手 拾い走れば黄色いちょうちょ
9
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菜々子
純白の馬を真っ赤に染めてゆく 一度刺さったその矢は抜けぬ
5
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羯磨
たなすえにひろがる愛の柔肌に息継ぎもなく溺れてみたし
6
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滝川昌之
北向きの水子地蔵のマフラーよ子に着けられぬ誰の無念や
18
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源 漫
粉雪を捲き込む風の人の目を迷はすままに日は暮れにけり
4
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灰色猫
身代わりにあたしの影が落日の線路に伸びて轢死するのよ
9
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灰色猫
文豪のデスマスクらが飾られた時なき部屋の死人を生きる
6
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灰色猫
ふたりして大人でしたね恋しても自分の城を守ってばかりの
13
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うすべに
散り落ちるもみじひとひら差し伸べた 触れあう指に恋のゆくえは
12
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芳立
物の怪にあらざりけりな百年の風を見つつぞひと世わたりし
2
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夏深
つれづれに越し方見れば愛おしく涙越しでも美しきもの
13
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へし切
この里に冬は来にけり鴨が音の寒き夕へは君し偲はむ
17
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千映
ストーブの薬缶の湯気の音せわし残りし家事のまだ少しある
10
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横井 信
寒いねとそっちつぶやき散り急ぐ花は山茶花きらりと光る
11
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KEN
降る雨が 螢火となり 舞ふ影の 行方を追へば ただ風の音
11
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夏深
似し声に胸騒ぎすも唐突に切られし夜の間違い電話
11
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舞
六弁の雪の溶けゆく儚さもただ美しと少年のころ
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灰色猫
イージスの盾をかざして咆哮を千なる兵を奮わすアテナ
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