詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
呉竹
思い出の箱庭だけは壊さずに実家の奥に眠らせておく
6
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灰色猫
あまりにも誠が誠であったため焚書されゆく哀しき詩集
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あゆか
元々は趣味と小声でいっていたプロの歌人を知っているんだ
8
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時雨
歓喜団いにしえよりの伝わりし お菓子の起源 亀屋清永
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千映
青空の多いこの冬寒くても気持ち軽やか楽に生きられ
7
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つちだゆういち
雪かきの音で目覚める冬の朝となりとなりと続く雪山
12
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つちだゆういち
空港で旅立つ人を見送りて 我も飛びたし ラピュタの城へ
10
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あゆか
炊きたてのご飯にきなこどっさりと麺つゆかけてちょっとおかわり
6
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明星
恋人にしばらくそっとしておいてと言われし吾は胸張り裂ける
8
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檸檬
よその子に「ババア」といわれ傷ついた ごめんね母さん私も言ったね
15
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藍子
人生の先輩たちとのお付き合い有り難くもあり迷惑でもあり
12
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仁 呼
あの方は 無事か元氣か笑顏かと 歌詠まぬ日の 有れば氣になり
16
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灰色猫
営みの喜怒哀楽が演技ならわたしは猫をやめようと想う
20
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滝川昌之
陽だまりをスズメに譲り目を細め老婦はいつの冬を見つめる
37
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夢士
豆撒きの声なき街の静けさや子らは何処に鬼は何処に
20
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あかつきのそら
床板の木目が怖いと云う子らに思い出す 今はもうない古家
8
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仲ノ
真夜中の赤信号に立ち止まる小さな正義を認めて下さい
5
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南美帆
「おふくろの味は何?」って尋ねたらカレー肉じゃがシチューだってさ
7
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櫻日 誠
偲びて止まづ我が友の遠き声を沖に聽きて
3
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櫻日 誠
生きるのが苦しいなんてあの日には知るすべもなく死ねば良かった
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