藍子のお気に入りの歌一覧
コタロー
大樹より姿の見えぬ鵯の無數の聲が秋を彩る
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幸子
我が心奪うべからずとその強き瞳で直に貫かれたし
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幸子
退屈など許されぬものと思ってた点取虫の魂は百まで
16
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幸子
「おい待てよ」「ついてこいよ」と群をなし風乗り回す落ち葉達かな
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幸子
風琴のごとき妙なる音を奏で読み古されし新聞を繰る
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もみじ☆彡
街並みを あかるく灯す かがり火は 年の瀬告げて 咲くシクラメン
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もみじ☆彡
まつ虫の 音も枯れたるに 片敷の 袖にふるかな ながめに朽ちて
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もみじ☆彡
露のせて 色咲き匂う 秋の末 木枯らし招く 白菊の花
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もみじ☆彡
十日夜 ゆるり近づく 望月に 君の希望も ふくらむだろうか
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もみじ☆彡
秋雨に へだてられきや 遠つ人 はや雁が音も 聞こえたるにな
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ひよこ豆
いつもより早く目覚める暗い朝温もり探し歌集手に取る
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ひよこ豆
手を繋ぎ笑顔で歩く君の横目覚めは独りまだ暗い部屋
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ひよこ豆
目覚めれば会えなくなると知るきみほ優しく願う「音たてないで」
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ひよこ豆
寒いから食事のあとの片付けは気づかないふり見えてないふり
19
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ひよこ豆
公園の隅にボールが残されて主来るまで落ちる葉数え
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詠み人知らず
聞こえくる 「あえいうえおあお」 澄んだ声 発声練習 演劇部かな
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詠み人知らず
朝霧は吉備路の浪漫山間に鬼ノ城浮かべマチュピチュの如
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詠み人知らず
君逝きて三年目の紅葉風の舞こぼれ花ひとつあの日と同じ
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詠み人知らず
幾たびの戦火を耐えてきたのだろう苔むす灯籠五尺の総身
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詠み人知らず
ここ一番攻めも守りも十五尺男生意地を土俵にかけて
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