御宿川蝉のお気に入りの歌一覧
今でも幸ちゃん
木犀は風の花なり 祭り日にこの家からも香りて来たる
7
もっと見る
滝川昌之
大切なものは両手で受けとると長男誕生抱いて実感
12
もっと見る
ななかまど
校門を出れば子の列ぽろぽろと毛糸ほどけて広がるように
12
もっと見る
へし切
吾も亦 すすきかるかや秋草の淋しききはみ 君の居ぬ日々
10
もっと見る
風小僧
舌を出すアインシュタイン光速を超えるものがあった青春
5
もっと見る
只野ハル
伝い落つ電車の窓の雨の粒ちゃんとさよなら言えばよかった
9
もっと見る
風小僧
君だって飛び出すことができますよ鳳仙花の実の弾ける瞬間
5
もっと見る
滝川昌之
ただ秋のただの夕陽を待っているハシビロコウの日がな一日
12
もっと見る
恣翁
さわさわと乾きし音を立て 葦の黄ばみ初めたる葉に 風わたる
13
もっと見る
舞
世界一優し音楽母をよぶ赤ちゃんの声あやすその声
7
もっと見る
茂作
蝸牛 見つけ喜ぶ幼子と 聲を合はせるででむしの歌
12
もっと見る
しきしま
いづこにか君は行くらむ眼裏に絶えぬ離れぬ影後にして
6
もっと見る
しきしま
汝も我と春を惜しむか桜花蕾める花に心ぞ残る
11
もっと見る
トウジさん
陰雲を割いて高きに鰯雲出かけぬのかと持て余す吾に
4
もっと見る
滝川昌之
吹き上げる仙石原の斜面にて枯れゆく芒と風に抱かれる
12
もっと見る
へし切
野に出でば 頬に冷たい白秋のコスモス揺らす 一陣の風
11
もっと見る
舞
テレビへと旅した町の名の出れば妻呼び語る小さ思い出
7
もっと見る
茂作
百日草耐へて咲けよと勵ましぬ 寒しつめたし秋雨の朝
10
もっと見る
横井 信
コスモスの風に揺れてるあぜ道で雨の予感に舞う秋の蝶
9
もっと見る
ハーコット
同類の吐露するものは我が痛み 涙にかえて重ねしグラス
5
もっと見る
[1]
<<
51
|
52
|
53
|
54
|
55
|
56
|
57
|
58
|
59
|
60
|
61
>>
[152]