行宮偏(仮之名)のお気に入りの歌一覧
舞
咲き初むと桜の便り開きつつ触れては消えるなごり雪かな
8
もっと見る
舞
いつの日か朽ち果ててゆくこの身なる君へ遺さん笑みの記憶を
9
もっと見る
KEN
風に舞ふ うたかたの白 春の雪 ふふむ櫻に 傳ふ散り際
12
もっと見る
KEN
石佛 ささやく聲と 思ひぬる 花誘ふ風 野邊を撫でれば
18
もっと見る
夢士
辛夷咲く学園通り子らの声弾みころがる昼の坂道
14
もっと見る
ナゴ
面積の8割君に捧ぐべく寝返りせずに君を見つめる
9
もっと見る
ナゴ
かなわないことを嫉妬する唇は震えはするけど声にはしない
3
もっと見る
ナゴ
道路だけ見つめる稚児へ「将来は土木系か?」と根拠ないけど
2
もっと見る
夕夏
きょねんひらいしたかもしがついっぴにことしもおいでうそでないなら
6
もっと見る
横井 信
今日はもう気持ちを少し切り替えてひとり乗り込むいつもの電車
13
もっと見る
幸子
振り向かず踏むステップは軽やかさみずみすしさの際立ちてあり
11
もっと見る
縫
手のひらを重ねてぼくは思い知る確かにいきる君の心臓
7
もっと見る
天鳥
緑吹く茶色の木々に白き手をのばす赤子に薄紅散りて
6
もっと見る
森川
冬好きの 私のための 置き土産かと思われる 雪が降ったよ
7
もっと見る
KEN
咲き急ぐ 花の蕾を 諭す如 冷たき月の 光降るかも
20
もっと見る
芳立
川べりに幾日ばかりと小屋据ゑて花待つころの戻り寒かな
3
もっと見る
千映
一瞬になごりの雪も降り止んでお名残り惜しやのこころ高ぶる
9
もっと見る
蔓葵
春風になびきにけりな糸さくら花よりほかの色のなきまで
25
もっと見る
煩悩
まだ猿だった理性もなかった俺達はひとつの林檎に命を賭けたな
6
もっと見る
横井 信
陽は沈み 窓に流れる山蔭のひかりは薄く色を消してく
16
もっと見る
[1]
<<
50
|
51
|
52
|
53
|
54
|
55
|
56
|
57
|
58
|
59
|
60
>>
[63]