行宮偏(仮之名)のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
夜なべして終電の笛遠ざかりはるかになりぬ故郷思ふ
9
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夢士
花桃の咲きて枝垂るる春の風行き交う人の装いあらた
14
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舞
とき へても やみ濃きよるの 秘めし火は いたずらにやく 老いのこのむね
9
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松本直哉
しながとり猪名野をゆけばぬばたまの夜空をこがす大輪の花
2
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猫の尾
あまやかに はたと色めく 青りんご 食みては渋き 百感の日々
5
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詠み人知らず
青き蹈む春の野山に逍遙の萠えて草木の生氣漂ふ
6
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滝川昌之
束の間の静寂(しじま)に癒える学び舎の鳴らぬチャイムに代わる春鳥
21
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ななかまど
はとバスの向かうところへ花の雨上野の山に戻る静けさ
6
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横井 信
春に風 装い軽くはためいて池のほとりの桜も開く
18
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コタロー
眞白なまこと美し雪柳池をぐるりと吾の歩を誘ふ
15
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び わ
越えていく草木を眺め焦らずにこの道ずっと途切れぬように
5
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松本直哉
ヴァロワ朝系図うつくし解きがたき糸幾重にも結ぼほれつつ
3
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ななかまど
芽吹くものなべて濡らして春の雨白鳥の子の心は北へ
5
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松本直哉
つぼみいまだかたしといへど紅ほのか染みつつかすむ桜の並木
2
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詠み人知らず
春月の薄くれなゐに潤みたる 朧を愛でる菜の花の道
23
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詠み人知らず
旅立ちの子等を見送る校門の垣根に枝垂れてゆれるミモザよ
11
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詠み人知らず
夜櫻を愛でて堤の宵闇の孤高に照らす十三夜の月
12
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詠み人知らず
丸まつの十割そばをすすりつつ 一の蔵で飲む不来方のよる
7
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詠み人知らず
冴えかえる開運橋の向こうにはドーンと白い岩木山みゆ
3
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ことほぎす
ときにわかあまかけくだるきんのとび ゆみさきしめす神變ありや
1
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