行宮偏(仮之名)のお気に入りの歌一覧
ななかまど
春という言葉一つで吾が魂は山や海へと心が踊る
8
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松本直哉
柳腰のその名はローラ夜もすがらコパカバーナにをどりをどれば
2
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芳立
世の人の愛づるや花の散りかかる路べの草も光ありけり
9
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松本直哉
須磨の海ほがらほがらにあけゆけば通ふ千鳥の声ぞかなしき
9
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KEN
かた雪に 殘る熊跡 追ひ行けば 垂水の袂 虹のかぎろい
16
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松本直哉
すずやすず風鈴をだまきくりかへしアイスキュロスの韋編たえつつ
2
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つばす
下町の油の匂い鍛造の響く今年も花が咲いたね
7
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磯山武士
空うすくむらさきがかる夕まぐれ波影ほそく残り鴨浮く
10
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可不可
アポロンの金髪を小鳥たちが梢に結びつけたら 朝
7
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ななかまど
風吹けば花気にかかり雨降れば花気にかかる七日の間
7
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烏滑稽
爆ぜるよに 樹々を彩る 桜花 美しくあり 儚くもあり
5
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横井 信
ゆっくりとベンチに座る足元へ届く花びらひかりに踊る
19
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粕春大君
山深み散らぬさきにとたづねけり久良岐の里の花の坂道
21
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つばす
安治川の渡る大橋遠すぎて渡しを捜すもあるわけないさ
4
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び わ
家内いう竹の子採りに行きたいは季節みるまに初夏の息吹が
6
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灰色猫
海底に沈んた都市の悲しみを思いつ傘をしばらく畳む
15
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聴雨
山吹の花待ちわびて袖ぬらし面影さがす井手のわたりに
13
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詠み人知らず
清明や渡る掛け橋風にほふ天地すがしき早緑ゆする
9
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滝川昌之
緊張のスーツを脱いだ週末に新入社員が気づく晩春
19
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うすべに
思い出は 後ろ姿のせつなさに はらり花散りかすむ夕暮れ
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