御宿川蝉のお気に入りの歌一覧
舞
雪曇り酔いて彷徨う迷い人有るや無きやの月を探して
7
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バジル
その場所に訪ひ祈る雨の日に寂光院の秋が閉じゆく
11
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バジル
あのときの 迷えば道を知る といふ きみの言葉に支えられてる
9
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舞
老いてゆく者にも小さ夢はありこの冬を越え花盛る夢
6
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茂作
住吉の社に拾ふ石三つ 新たな夢を抱きしめ歸る
13
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うすべに
お湯にうくもみじひとひら手にすくう ゆらゆら揺れる月もいっしょに
9
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横井 信
田園に枯れ葉を連れて北風の通り過ぎてく冬の踏み切り
10
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夕桐
身を挺し咲きつ薔薇のあへかなり 片の散るまで雪降らぬなも
8
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恣翁
凪冷えて 静まりきれる天地に 月明かりこそ 今宵浸むらめ
13
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夕夏
やくそくのばしょにたたずみまちあわせあしもとをまうかれはこがらし
4
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さいおん
小夜更者 衣手寒之 春日野 黄變山 今勿枯曾
6
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さいおん
秋過手而 此一日 夜寒 人波煮炊可 冬来良思
4
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トウジさん
明日もまだ生き永らえよ火取虫ここは消えるが寄る辺は消えず
8
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舞
弔いて 幾年ぞ経る 恋などは そ知らぬ顔の アルバムの我
9
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しきしま
振り放けば輝く朝日儚世に見果てぬ我は月ぞ羨しき
5
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滝川昌之
温き雨 落ち葉の堰が流さずに去りゆく秋を止めるがごとく
15
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うすべに
滝川のよどみに沈むもみじ葉の 影をゆらせて時雨すぎゆく
10
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ななかまど
晩秋の温き光に古き良き時代のことを想う一日
13
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虹岡思惟造
閉店の手書きの貼り紙色褪せて閉ぢられしドアに落ち葉積もりぬ
9
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広葉樹
窓の辺に菫の香り咲き初めて匂へる君と冬を過ごさん
10
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