詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
しずく☆・.…。
億年の 命のバトンは 限り在る ものが連なる 進化の奇跡
24
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滝川昌之
バス停を倒す野分を耐え抜いて誰に誇るか落ちぬ渋柿
24
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滝川昌之
嵐まえ虫も鳴かない静けさに子の住む街の無事を祈れば
23
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恣翁
麗らかな 秋の陽に 翅光らせて 群れて飛び交ふ赤蜻蛉かな
14
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恣翁
零れても なほ余りある強き香に 世を捨てきれぬ未練を見けり
12
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恣翁
細蟹の網に 珠結び 染まりゆく秋色 錦に織る時雨かな
15
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横井 信
青空に白月見上げ水鳥は嵐の後の苅田に集う
17
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KEN
秋風に むらさきしきぶ みをゆだね 心つづるか 秋の月の夜
17
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KEN
戀文を とかず明かした 雨の夜 今さむざむと 雨のよながに
17
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KEN
頬杖を つゐて微笑む 野のほとけ 横ふる雨を まぶたに溜めて
21
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KEN
のわけ追ひ かざなみの立つ ちからしば 急ぐ雲影 修羅走る如
17
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灰色猫
雛鳥が旅立つ時を知るようにしっかり結ぶ朝の靴紐
24
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秋日好
新しいジーンズ穿いて海を見たそれから君は眠ってばかり
22
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へし切
かむなづき野分きの跡の青空に陽ざし眩しき真夏日の午後
22
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聴雨
永遠のやうなる深き闇の夜にじんわり溶ける弓張りの月
21
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舞
秋茜とまるとまらぬふわふわと揺れて恥じらう秋桜の花
15
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横井 信
叢雲の隙間で覗く明月は駅舎の屋根を優しく照らし
13
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夢士
あかね舞ふピッチ走りて空仰ぎ流るる汗に秋の風吹く
13
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コタロー
天上の海に廣がる鰯雲風の潮流群れて泳ぎぬ
8
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恣翁
松鳴らし 吹き渡る風の声聞くに 雲や駆くらむ 月磨きつつ
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