リクシアナのお気に入りの歌一覧
只野ハル
眠れぬ夜数える羊はもう尽きてひとり佇む羊飼い
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只野ハル
病室の窓から見える曇り空旅に出たいなまた歩きたい
6
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只野ハル
午後はコンペイトウが降る予報水色を受け止め君にあげよう
5
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紫苑
スカイツリー黄とあをに染むたまさかをのぞみと見つる人のこころは
5
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只野ハル
骨折の部位の痛みが増す朝に窓を見やれば晩秋時雨
4
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只野ハル
転院しワイファイのない長き夜に晶子訳の源氏読み始め
4
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只野ハル
伝い落つ電車の窓の雨の粒ちゃんとさよなら言えばよかった
9
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只野ハル
人骨は脆きものと知るロードバイクの事故で簡単に折れ
5
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只野ハル
次の波早や来るらしその波が並みであればとグラフを見つつ
5
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只野ハル
瘦身に纏うLL触診の指易々と素肌を滑る
2
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只野ハル
また夜更け何とかなると思いつつ歩けるようになる気まだせぬ
3
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只野ハル
早々と明てはみたが戻り梅雨薄まりつぎ足すめんつゆの如
6
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只野ハル
要予約ふらっと行って入れない美術館に足が向かない
4
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舞
野の花を愛でることなき北国に風はさきがけ春を思わせ
7
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舞
さよならの余韻は今も秘めたまま夢にのみ問う名を思うとき
8
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只野ハル
さっき見た天気予報じゃ明日は雨 雨なら雨の気分になろう
8
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只野ハル
寒ければ床屋に行かず年を越す顔の半ばを覆う霜髪
6
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只野ハル
らしいこと特にせぬまま元旦も昨日の続き薄いコーヒー
7
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只野ハル
酔った目で見る手のひらのたよりなさ離れた後の消えるぬくもり
3
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只野ハル
せんべろの軒醒め侘し吐く息に白く霞める冬の月かな
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