inosannのお気に入りの歌一覧
舞
花壇へと花植えるひと野の花を刈るか残すかやや手の停まり
7
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千映
出雲路に滝の借景庭ありて緑が冴える初夏の早朝
11
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コタロー
池にあるベンチに坐り飼犬は御主人だけを見つめ餌食ふ
7
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西村 由佳里
もくもくと文字を打ち込む幼子のつるつるほっぺを想像しながら
5
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まぽりん
恋ふる身は浮かれこがれの花筏たゆたふ波に行く方しられず
31
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幸子
無意識が知らないうちに取り組んで夢への足を早めてくれてる
20
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横井 信
庭石にひとつふたつと雨粒の染みを数えるみどりの楓
23
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へし切
佐保風はいたくな吹きそ藤波の今は春べと咲き匂ふかな
24
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滝川昌之
山肌の緑の色見本それぞれの木の異なる若草色
20
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灰色猫
染まりゆく花の筏の幽さや冥府へ誘う水のあやかし
25
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秋日好
花冷えに頭もたげた水仙もプリムローズに屈み折れ逝く
14
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河のほとり
風よりも光のままに知られつつ月を集むる梅の花かな
14
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こぐまじゅんこ
なぜすぐに泣きわめくのか甘やかしすぎたつもりもないのに
4
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もみじ☆彡
新しき 命は親と 違う顔 色とりどりに 八手花笠
12
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ななかまど
陽の神を一直線に恋するは蒲公英の春人恋しかり
4
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千映
和顔施の言の葉知りて日々実行こころ穏やか流れるままに
10
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横井 信
春近く西の空へと逃げてゆくオリオン座へと告げるおやすみ
14
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へし切
春さりて野辺のさわらびあおあおと萌えいづるかな懐かしき里
18
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うすべに
去る冬の風にほどけた赤い糸 きみの庵にも春の雪降る
20
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灰色猫
あたたかな薦を脱がされ啓蟄のいろはの松は恥ずかしそうに
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