青き銀椀のお気に入りの歌一覧
KEN
染め切れぬ 心内かな しろたへの すずしろの花 畑にひとつ
12
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横井 信
夕食の支度の音のもれ聞いて子供部屋からリモート会議
11
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うすべに
花守りの見上げる枝に咲きのこる 桜いちりん風にほほえむ
11
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夢士
在宅やああだこうだで四苦八苦 夕焼け小焼けで日が暮れる
10
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滝川昌之
上半身ネクタイしめて下半身映らぬ部屋着の我がテレワーク
17
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ななかまど
手紙かく人の思いを受けとめて街に溶け込む丸型ポスト
9
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灰色猫
呼吸することを許され生きている吸って吐いては無料ではない
16
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舞
北の地の春のまほろばささやかな国誉めの歌小鳥らの声
9
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名鈴
父おらず 母事苦く 寄る辺なし 神は黙して 答ふべくもあらず
11
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夕夏
ひにちじょうがあたりまえのにちじょうがいつまでつずくのがれられない
5
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夕夏
にごりたついけをのぞけばこいのむれえさをもとめてみなもいでくる
4
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び わ
寒い雨庭の草花涙顔明日はきっと晴れと思うよ
6
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山崎ふゆ彦
亡き妻に手向ける歌を作れどもなみだなみだで声には出せず
6
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えんとつcafé
持ち主のまどろむ隙に本を出て名のない猫も散歩する春
14
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KEN
零時過ぎ 散り花ばかり 騒ぎけり 新宿行きの 停留所前
11
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夢士
背に迫る少女の香りと息づかい あっという間に追い抜かれたり
14
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横井 信
食卓に広げる仕事 いつもより早く切り上げ珈琲の湯気
14
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うすべに
春かすみ 過ぎ去った恋のまぼろしに 花の宴の名残りただよう
10
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灰色猫
舞いあがる桜は気流に乗っかってファンタジックにあなたの街へ
16
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滝川昌之
眼裏の桜は遠き学び舎のセーラー服の君に散りゆく
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