御宿川蝉のお気に入りの歌一覧
舞
大空の青と雲とを映しては色染まりゆく紫陽花の花
10
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バジル
良いことは何も無かった日の暮れにみっつ出ていたダリアの双葉
15
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卓
荒波も 世の常なれど 過ぎ去れば 朽ちる花より 寂しきものぞ
3
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横井 信
今日がもう過去になってる夜に知る雲の隙間の夏の星空
10
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恣翁
梅の実の落ちて 我が身の衰へに 思ひを致す返り梅雨かな
17
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トウジさん
大雨で災い起こすことなくにやり水ほどと願う夏至かな
6
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KEN
地から湧く 力を見よや 木霊らの 蝦夷春蟬の 声の滴る
10
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へし切
日は長く影は短し 六月の夏越しの祓 夏至るころ
13
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ながさき
凡夫なれば 過去を知らず 現在は 見へて法華経の 行者なり
11
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茂作
つゆ晴に色を迷へる紫陽花の ふたたび雨を戀ふやこのごろ
14
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只野ハル
弾けなくて売ってしまったあのギター思い出させる椅子の背もたれ
8
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KEN
一年も 獨り永らふ 事無しと 五百年をさやぐ 御社の杉
11
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さいおん
此夕 遅寸曹司 還左尓 三之鍬形 弥希将見毛
10
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横井 信
水無月の暮れ行く空にオレンジのちらりと見えた薄い三日月
12
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うすべに
熟しても鳥はたべない赤い実を 集める人のふるさとの山
10
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睡密堂
別にいいもともと貴方はいなかったプラネタリウムの星座のように
6
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睡密堂
花と香甘い干菓子を骨壷の前に供える今日は父の日
6
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横井 信
あと少し先の知りたい本を閉じ駅に列車はゆっくり停まる
11
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茂作
色かへることも忘れず人棲まぬ 家の紫陽花今盛りなり
13
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千草
我を案じ君が遺せし紫陽花も色褪せ朽ちぬ我を残して
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