橘のお気に入りの歌一覧
紫草
長き夜を妻を亡くした盗賊に愛玩されてカナリアは鳴く
7
もっと見る
朝比奈
零余子なる小芋を取りて小春日に妻茹でくれし麦酒のあてに
10
もっと見る
音弥
飯会の予約は何処もいっぱいで悪戦苦闘の末に家飯
12
もっと見る
朝比奈
氷雨ふる師走の街の電飾は人それぞれの眼を過れり
14
もっと見る
桃山
出先でのランチは止めて食卓のポークチャップは昨夜の残り
11
もっと見る
音弥
午前の部のコーヒータイムに夕食の鍋の具材を考える主夫
12
もっと見る
朝比奈
山眠る冬将軍の駆けり来て間なしに覆う白き峰々
20
もっと見る
桃山
意外にも衣乾しするは冬さなか大気の乾燥甚だしとか
15
もっと見る
舞
夜衣をかえしてぞ見る夢に逢い秘してや告げんひとつ言の葉
15
もっと見る
朝比奈
一線を画して後のマイライフあれかこれかとカタログを観る
18
もっと見る
音弥
世に悪の栄えたためしなしと聞くが天網恢恢疎にして 漏らした
19
もっと見る
朝比奈
散るを見ればなべて惜しきを若き枝の花と思えば更にいたまし
21
もっと見る
千映2
七か所のりんごが空を舞って来た蜜入り慌てる贅沢な口
10
もっと見る
桃山
飾られて降誕祭のフィルツリー常夜聖夜を問わず輝く
20
もっと見る
横井 信
満月の東に昇る冷え込んだ冬の梢で百舌鳥は高なく
14
もっと見る
音弥
降り積むも降り積もらぬも雪任せスタッドレスの出番はあるか
20
もっと見る
葛城
煤払う用意に開けし物置の片付けがまず先決となり
11
もっと見る
舞
いつの日か子抱く子らよこの時を愛しみすごせ、父母に抱かれ
13
もっと見る
桃山
詠んだ歌メールで送るルーティーンこのごろ少し乱れがちなり
8
もっと見る
朝比奈
冷たさもいよいよ沁みる師走なか聞くは友住む街の初雪
17
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[109]