久哲のお気に入りの歌一覧
紫苑
櫛をぬき髮ほどくときそにひそむ蛍火にのせ我が身放てり
11
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下地杏
朝まだき放射冷却の街をゆく思い出なんかで温め合うな
14
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紫苑
夜のまちに捨てたかけらは雑踏にふまれて消える「あなたが欲しい」
6
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光源氏
移り香を久しく鳴きぬほととぎすかなしび添ふる御法の花に
10
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キヨム
久々にクラスメイトに会ったっけ夏祭りはもう、まったくさみしい
6
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詠み人知らず
こころまでこごえぬやうに言の葉でこころをこめて私がんばれ
6
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まき
あなたからすべて奪ってからっぽにしたあとそっと愛してあげる
2
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紫苑
「知りたまへされど触るるな」といふごとく野薊は我が手指を刺せり
12
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光源氏
うたかたの時の流れに朽ちはてど日差しは今も庵にこぼれし
11
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紫苑
「泣くよりも歌ふと嗤ふ左褄」ページのさきに紅き西洋菫
12
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山本克夫
ゆっくりと円を描いてあげましょうあなたの回る軌道のために
4
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たんぽぽすずめ。
人々に深めて欲しい熱があり地球を壊す映画は 絶えぬ
4
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光源氏
降る雨にしとどに濡れゆ野を行かば葉隱れと散る名にしをる花
9
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瀬波麻人
穴という穴からあふれる液体があなたを想って流れ落ちてく
3
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瀬波麻人
さびしくて死んじゃうなんて言えないの うさぎじゃないし彼女じゃないから
18
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シュンイチ
にんげんに生まれてきたということはぼくらは多分似通っている
6
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庭鳥
明け方の夢路に刺さる眼差しに浮かされながら始発に並ぶ
8
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林ユキ
一日が作業ズボンに染みつゐた飮めない君にエクレアを買ふ
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光源氏
いとをしき思ひをむねにこがれども落ちゆく月の影も見ゆらむ
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紫苑
「殺されてもいい」と呟く眸の奧に生への希求は陽炎のごと
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