久哲のお気に入りの歌一覧
海月琉珠
チェーン巻く父の背中に理想的男性像が芽吹く(八歳)
4
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まるたまる
噛み合わぬ会話あきらめ結露した窓の向こうの星の瞬き
15
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田中ましろ
そこにいる意味をしらない子供らの賛美歌を聴く 伸ばしてよ手を
5
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ゆら
風もなくやや暖かな今日でした 犬が一回吠えたのでした
3
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山本克夫
白い森の奥でうけとるひとのない紙を吐き出し続けるFAX
3
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悠々
しらとりはかなしからずやなおさらにくろいからすのかなしみしるや
10
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やすむ
サイキック音もたてずにぶっぱなす羽毛と愛といらない紙幣
4
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田中ましろ
寄りかかるあなたの髪を木漏れ日で優しく撫でる大木になる
2
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庭鳥
店頭に柚子が並ぶも気付かずに冬至の歌を読み暦知る
6
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ビビ
何みてもそれかよユングのおっさんは!フロイトだっけ。え?僕ですか。
2
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田中ましろ
わたしではないなにものかがつぶやいた「あかるいほうのよるへ、ようこそ」
15
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浅草大将
雪の中に春をまつにもいや増して緑は冬をすぎの一むら
5
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庭鳥
瓦でも彼氏殴ったのでもなく家事のせいですこぶしから血が
6
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山本克夫
完璧な鳩が羽ばたいていればそのまま見守ってあげてください
3
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ゆら
私は入水すればいいのですか この狂おしい無力の中に
2
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氷魚
ごんの気持ちはごんにしかわからんだけど僕の気持ちは僕にもわからん
16
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キヨム
絶え間なく壊されている大切なところにすでに引かれている、線
3
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黒須牡丹
火あそびは禁じられてる色付きの豆電球を見ている少女
7
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詩月恵
雪の雷 重たい夜が降り積もる心が叫ぶ いたいあいたい
4
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田中ましろ
崩されたレゴブロックを1ピース盗んだ それが君とのつながり
5
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