橘のお気に入りの歌一覧
朝比奈
花紅葉まだ染まらねば夜々痩せる月より他に見るものもなし
12
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舞
夕焼けを眺めるごとく五年経る吾を見つめる免許の写真
12
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音弥
バラバラと未練もなげに散り落ちる庭の桜の葉に辟易す
13
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桃山
一切のあがきを棄てて絶望の壁の向こうに渡りたしと思う
8
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音弥
新そばを食いに寄れよとメールあり嫁と出かけた夜が懐かし
11
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桃山
今年初マツタケ飯を馳走とし夫を迎えるランチの用意
7
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舞
飛行機の音さえ寂し木枯らしを待つ間の北の街の夕暮れ
11
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朝比奈
仰ぎつつ想へば寂し久方の空のあはいに月は消えゆく
15
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ryotak
難波江の芦のかりねの湖沼鉄、採りつくしては出雲わたりぬ
8
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茂作
秋の風胸いつぱいに吸ひ込んで 坂道を漕ぐ制服の群れ
16
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桃山
編み物は毛糸玉咥えて遊ぼうと誘う仔に中断を余儀なくされつつ
7
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天鳥
烏降る柿の顔色いかがかとまだと振られて一羽飛び立つ
12
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音弥
厚揚げなる豆腐の親戚打ち崩しハンバーグと化すヘルシーディナー
15
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朝比奈
適わざるものもありなば相見ての後の心も侘しかりけり
10
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桃山
実際に出会う機会の無きままに逝きし舅の墓前に額づく
10
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音弥
この先も予防接種は続くのかブレイクスルーの感染あれば
9
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朝比奈
紅葉せぬ秋の初めの夕時雨そぼ降る山に鹿は目覺めむ
16
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きくゑ
十六夜の月のふもとで輪になってスマホ眺めて神楽鈴聴く
12
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桃山
世の中は通常飛び石連休と嬉しきはずも今は昔か
10
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音弥
無窮なる天体の中地球より最も遠き銀河見出す
15
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