詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
翠燕
木根囲み 集ひ咲きたる 曼珠沙華 輪の中皆で 生きたい私も
14
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桜田 武
振り返り短歌に詠みたき浮世川永遠には出来ぬが命尽きるまで
7
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詠み人知らず
病院の豫約の時間はんぱにて驛のベンチでおにぎりを食む
15
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夢士
雨上がり何処ともなくあかね群れ弧描き居て向かふ大空
13
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うすべに
傾いた秋の陽ざしのひまわりの 稲穂にならいこうべを垂れる
12
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横井 信
秋色の風は涼しく吹き抜けてほどろに濡れた歩道を歩く
13
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KEN
うつりいづ 怨みの奧に 慈悲の影 ながらう姥に 取り憑く怨靈
11
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桜田 武
秋空を映して遡上待つ川は命もたらす自然の温床
7
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桜田 武
妻留守に独酌の吟醸美味だが常と違い早く終える夕餉
5
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桜田 武
我が前過ぎて黄泉に行きし人数多黄昏の寂しさに野分吹く
9
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コタロー
カメラマン覗くレンズの向かう側はらりはらりと枯葉散りゆく
8
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コタロー
木下闇深く入れば森閑と鳥のさへずり微かに聞こゆ
10
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灰色猫
日焼けした君が微笑むフォトグラフ幼い恋の白いアルバム
21
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恣翁
秋風は 家々の上を高く吹き 屋根の夕映え 衰へにけり
14
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へし切
暮れかかり街の灯りのぬくもりに君を恋ひしむ秋はたそがれ
15
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横井 信
垂れ込めた雲の隙間に光差し思い悩んだ夜も溶け去る
15
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吉野 鮎
歸りきて汝が影のなき部屋裡に射し入る陽長き神無月午
18
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び わ
吾もまた後期高齢仲間入り何も気にせず今まできたが
6
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コタロー
明けの空鳥は鳴きつつ飛んでゆく眠れる街の遙か上空
13
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滝川昌之
休日の職場で残務急く俺におしゃべり好きの掃除婦が添う
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