御宿川蝉のお気に入りの歌一覧
バジル
花びらよ散りて舞うなら荘厳に春とふ舞台の緞帳の如
17
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茂作
大多喜の梅もさくらも散りにけり 春を惜しむや鶯の鳴く
14
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トウジさん
「雨音はショパンの調べ」やわらかにしたたる窓と音もない部屋
14
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のぶ
こぼれゆく若さを集めかきならす不惑を過ぎて握ったギター
5
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舞
頬染めるピリカメノコか桜木のつぼみ染めつつ晴明の雨
11
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卓
うれしさに 落ちる涙と みだれ髪 情けのあとも 雨はふりつつ
2
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茂作
古園の松のみどりに高々し 月向かへんと白砂の盛る
15
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falcon
水面散る花のながれはせきあへずくれゆく春にかへらぬ思ひ
9
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かを3
傘寿前短歌に目覚め詠む夫(つま)の声高らかに頬輝きて
7
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鞘森天十里
わたくしの愛するものが愛されるそういう世界でわたしは生きたい
10
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うすべに
佐保川の流れそびれたはないかだ 掻きわけ泳ぐ鴨のやさしさ
14
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波端
花びらに埋もれ消ぬるくさぐさの聲なき詩を聽く由もがな
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ななかまど
昇る陽にいくど祈りしことならん土偶の眼は夢みるごとし
17
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しきしま
木の枝の若葉を見れば桜花散らす春雨さへぞ恋しき
11
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久迷仙人
五千歩のスマホ記録を殘したく 小雨の中を今朝も出かける
9
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杜鵑草
飽かぬ間にせきて花散る櫻かなただひとときの命かなしも
14
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なりあきら
今もまだ 咲いているのか 故郷の 香りなつかし 山吹の花
14
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うすべに
散り落ちたうすべにあつめるおさなごの 花化粧するやわらかい髪
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杜鵑草
城山の花は盛りも花ごころ月な隠しそ天つむら雲
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恣翁
暖かく 星の明るき春の宵 瑞香咲きせば匂ひなましを
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