御宿川蝉のお気に入りの歌一覧
夕桐
花待てど漫ろなりに虹渡る君にそひゐる鳥になりたし
15
もっと見る
杜鵑草
菜の花の黄にも負けじと春の野に匂ふばかりに山吹の咲く
20
もっと見る
かを3
藤棚の裾に散り敷く桜花さりげなく押す次のステップ
6
もっと見る
さとるんるん
温かき君と織り合ひ重なりて ツツジの花に觸れるが如く
4
もっと見る
萱斎院
いくたびの春をへにしかやまざくら 老木の花の散るぞゆかしき
10
もっと見る
さいおん
此野辺 朝開風 多吹 今落花 舞者愛寸
14
もっと見る
鞘森天十里
指に染むインクの痕は薄れても日記に秘めた想いは褪せず
12
もっと見る
ハーコット
世の中を母に委ねてただ生きる 乳房押さえるもみじ手可愛い
9
もっと見る
しきしま
桜花散りしのちこそ我が春と玉川の辺に山吹ぞ咲く
16
もっと見る
舞
マヨイガの 常世桜の 木の下に 出でよやまびと 乙女姿し
9
もっと見る
ひな ろくろう
音たてて渚に寄せる白浪は我が足もとで力の盡きぬ
9
もっと見る
シダ
散りぬれば色も褪せなむ花びらの末期の舞に染まりける風
11
もっと見る
横井 信
やわらかく大地を濡らす春雨に柿の若葉はみどりにひかる
13
もっと見る
杜鵑草
むつましく番へる鴨のゐる川に見ゆるや遠き我が春の日日
9
もっと見る
ながさき
竹山に 春の嵐が 吹きすさぶ 右に左に 踊るがごとく
16
もっと見る
うすべに
街角で手をさしのべてはなみずき 天にむかって雨をよろこぶ
11
もっと見る
滝川昌之
紫木蓮はらはら落ちて傍に来た春の嵐の始め知らせる
17
もっと見る
ななかまど
菜の花の命の欲の怯みなく茎を摘みても朝に芽吹きぬ
18
もっと見る
へし切
雲居路の はるけく空は泣きそうで 心もしのに ゆく春を思ふ
17
もっと見る
杏実
さみしいと 言える素直さ 押し包み 流せた涙 友に感謝
5
もっと見る
[1]
<<
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
>>
[152]