みろくのお気に入りの歌一覧
灰色猫
月光に愛され生きる百合のごと真白なりしはアルビノの肌
18
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月虹
共鳴し互いの何かを揺らすから歌は今宵も我に優しい
97
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灰色猫
筍の子供を宿す妻女あり白竹の乳にて子を育ており
16
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灰色猫
優しげにちょっと痛いですよと注射され私であったものとさよなら
17
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しろいたろしん
深夜に一人は危険だよと 溜息をつく 物思いフケルさん
5
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詠み人知らず
先輩に あなたが好きと言いたくて 足りなかった もうひと匙の勇気
19
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詠み人知らず
面倒事 なるべくなるべく先延ばし できることなら忘れちゃいたい
16
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詠み人知らず
プロフィール 公開されてる年齢は ありたく思う 齢と解す
16
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詠み人知らず
このたびは 月の御許へ届けたき 恋ふこころ乗せ 風のまにまに
21
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詠み人知らず
憧憬の 湖沼に揺るる月もとめ 子猿し入れば 底なしに溺る
16
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石川順一
充電が尽きる悲哀を味わえば空には少し雨雲があり
15
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朔夜
家中の窓という窓開け放ちウィルスなんか追っ払ってやる
10
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石川順一
つばくらめ初めて見たと思う時カラスは音無く駐車場に居る
14
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石川順一
稲葉聴き稲葉聴いて居る今日も四日全てが稲葉祭りに
10
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石川順一
古代史は定説破る事ばかり春暮れて行く春の果てかな
16
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石川順一
上を飛ぶ蜂が気に成り声を出す不安の語彙が空気震わす
12
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木タロー
いい人はどうでもいい人言うやんか「そんなことない」どうでもいい嘘
8
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木タロー
カナちゃんの胸中のぞきこむけれど邪魔をしやがる千尋の谷が
6
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恣翁
葉を食らふ虫になりなむ 血潮まで 碧に染むがに 緑滴る
20
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美津村
手真似して何か物を言ふらしと我が寄る父の涙ためゐつ
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