詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
三人で知恵を絞ってみた結果やはり筏は二人までです
18
もっと見る
灰色猫
祖先から絶ゆることなく紡がれた精霊たちの歌を歌おう
16
もっと見る
コタロー
柿熟れて楓仄かに色附けば池のカフェにもジャズが流れる
6
もっと見る
コタロー
秋草の小さき花にも小さき蝶耳を澄ませばせせらぎの音
11
もっと見る
KEN
雨のあと 月冴えてなお 響くかな 秋の櫻葉 散らす露の音
14
もっと見る
滝川昌之
気を使い「行ってきます」と去る息子きみ待つ街に帰るとしても
22
もっと見る
夢士
百歳の翁微笑み去り逝きぬ秋雨の朝一人静かに
9
もっと見る
ななかまど
明日のこと疑わざりしを台風よ箸を持つ手の今朝の重たさ
10
もっと見る
神戸風見鶏
友が逝く病に倒る空のうへ故國への思ひ如何ばかりかと
16
もっと見る
神戸風見鶏
水光吸ひ上げ登る甘藷の葉 一輪插しに清し早緑
17
もっと見る
千映
沁み込んだ母の笑顔の膝掛けが今日から吾の膝暖める
5
もっと見る
千映
作物を育てる水や土までも悪者になる辛い天災
8
もっと見る
KEN
風に耐へ 打つ雨に耐へ にほふかな 小道の脇に 殘るむらさき
10
もっと見る
恣翁
鬱蒼たる鎮守の杜ぞ 月を背に 別珍のごと艶含みける
13
もっと見る
詠み人知らず
咲き滿ちて夕ふべ紫苑の淡き影日々いつくしむ君を忘れず
19
もっと見る
ななかまど
いまわしい二センチ程の臭き虫視界の隅で悩ましき秋
6
もっと見る
滝川昌之
画材屋の絵の具売り場に品薄の朱色が秋を描くのですね
19
もっと見る
千映
ノーブラでレントゲン車に向かう顔段取りの良き熟年軍団
5
もっと見る
千映
快き話題もなくて街の中どんより沈む色が溢れる
4
もっと見る
KEN
またひとひ よしなしごとを 終へて夜半 さまよふ路に 雨とこすもす
12
もっと見る
[1]
<<
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
>>
[159]