名鈴のお気に入りの歌一覧
音弥
午前の部のコーヒータイムに夕食の鍋の具材を考える主夫
12
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只野ハル
もみじ葉の狭庭の苔に散り敷ける犬走りには重なり積もる
8
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ひげじぃ
片恋というほどもなき恋をしてゆき過ぎし日の冬を忘れじ
18
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葛城
趣味会に誘い受けしは去年のこと仕事にあらずば苦もなく続けり
13
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舞
顧みてこんなとこまで来たのかと語らう妻の背もやや老いて
13
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KEN
ほしぼしと さへざへ競ひ しのに咲き 熔けて凍てつく 山茶花の色
15
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茂作
不揃ひの痩せて殘した蘿蔔の 肥さ叶ひて今日の採り入れ
12
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横井 信
木から木へ渡る冬鳥 高鳴いてマスクの息の白く漏れてく
12
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橘
腕抜きし歯ブラシ楊枝メンボウを総動員してさぁ家磨き
11
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うすべに
あおむけに寝転がったら どことなく気持ちよさげな御仏の顔
13
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ななかまど
控えめに動いたような丑年の冬至の南瓜家族を待てり
10
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朝比奈
冷たさもいよいよ沁みる師走なか聞くは友住む街の初雪
17
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へし切
知は 時に刃のごとく 傷つける 情けの鞘に良く収むべし
15
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きくゑ
解のない悩み迷いて生む歌がだれかの鎖溶く鍵となれ
11
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ひげじぃ
とまり木にひとり坐りて一年の凡作駄作にグラス合わせり
12
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葛城
煤払う用意に開けし物置の片付けがまず先決となり
11
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舞
いつの日か子抱く子らよこの時を愛しみすごせ、父母に抱かれ
13
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茂作
ひがし茶屋友禪纏ふ乙女子が 和傘と開くお澄ましの顏
15
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萱斎院
つむ雪に耐ふるもめぐしなよたけの よをぞふりぬるわが身むなしき
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横井 信
霜ひかる冬の田んぼの長い影 僕の背中で朝陽は揺れる
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