詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恣翁
ちろちろと 火影怪しく揺らぎつつ 闇にし 綾を織り出だしけり
11
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神戸風見鶏
秋時雨ミズキの小枝きらめきし夕映えつつむ光のしづく
19
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詠み人知らず
しかすがに釣瓶落としの暮れの秋夕日が井戸に落ちゆくが如
14
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ななかまど
原子炉の時代の役目は変わりたり半世紀すぐ鉄腕アトム
9
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ななかまど
嵐すぐ瓦礫の上の白き蝶羽根のふるへにまだ飛ぶちから
10
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コタロー
窓外の緑美し竹林工事現場は廣く破壞す
5
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コタロー
夜明け前小學校の校舎には雀が集ひ囀つてゐる
5
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コタロー
月明に照らし出されし厚き雲金のリングが夜空に浮かぶ
8
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横井 信
朝露にひかる果実も春の日の薫り漂う花びらのあと
13
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灰色猫
美味しいね君の笑顔が見たくって恋を積みゆく買い物カート
15
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へし切
君をのみ朝な夕なに思い草はかなの野辺の露ぞこぼるる
18
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KEN
叶ふなら みやまのぶなの 根に朽ちて 苔となりばや 魂消ゆるのち
12
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灰色猫
純白の少女はひとり金色の稲穂の海の風に吹かれて
15
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横井 信
秋蝶の宿を求める街角に金木犀のやさしい香り
10
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横井 信
痛みなど知らないように降る雨にそっと流した祈りの言葉
16
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ななかまど
吾の手の皺かさなるを辛苦とは言わさぬように銀杏の古樹
9
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神戸風見鶏
朝な日に樂に寄せきし我が魂を日暮れて奪ふ言の葉の珠
14
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恣翁
沼底に 陽の届くがに 幾重にも重ねし漆 光沢に浮き出づ
13
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詠み人知らず
美しき大和の国に生きつつもサイトはいつも安全じゃない
2
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へし切
今もなほ 見えない糸で結ばれて こころ通えば ただ それでいい
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