橘のお気に入りの歌一覧
舞
一杯の酒を呑む間の旅ひとつ甘い苦いと騒ぐことなく
7
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芳立
ことし見るはやり病のさわぎこそいにしへの世に変はらざりけれ
4
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名鈴
袖絞る 物語あまた 読みしかど 飲みてぞ知るは 涙の苦さ
9
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水紫
高鳴りし心何処や入試終え当たりの薄さで淡白に次へ
3
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水紫
受験終え早くお礼と告白を試験の合間も想うあの人
3
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水紫
死にそうな緊張と不安消え去りぬ正門を背に改札くぐれば
4
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夜老猫
湯煙が 差し込む冬陽の通り道 眩しく踊って立ち昇る朝
2
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浅草大将
枯れ果ててむくろは骨とかは島のなほ身に偲ぶ花の盛りを
17
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桃山
熱のある目に快きアザレアの色はやさしき夫の心根
8
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萱斎院
真木の戸をもりくる月のさやけきに 思ひはてむとさしつるものを
11
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さいおん
恋ひ思ふ言の葉溢るるばかりなれど 一葉だにをも及ばぬものを
7
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さいおん
暇なる君の戸棚を人知れず 開けてとぶらうはつかなにほひ
4
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さいおん
念侘 今宵君於 如何者 念逢 故不有
4
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ななかまど
落葉の中をゆっくり車椅子季節のはざま幸せもある
21
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ななかまど
格子木に風のとどまる神無月ラーチの路は金に輝く
15
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舞
過去の夢夢見て覚める夜半深くたゆたう魂の行くへ知らぬも
9
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さいおん
髪あげて日頃過ぎたる君の頬に髭伸び生ふる姿さまよし
10
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さいおん
冬枯れの中に出づるは数多なれど 葉も茂らぬは如何にとぞ思ふ
3
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さいおん
つとめての露もまだひぬ花薄は 恋ひ思ふゆへに乾かぬものか
3
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さいおん
果敢無くもそぞろに寒し隔る秋の さくら花散り冬は来にける
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