橘のお気に入りの歌一覧
桃山
日に幾度ついでと外も拭く窓にまだ陽はささぬ師走朔日
11
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シダ
たそかれと顔を覆ひしみちゆきで人間などに会釈をしたり
3
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詠み人知らず
冬になり みかんの筋を とりながら 食べやすくする 手間が嬉しい
5
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うすべに
南へと向かう冬雲見送って 霜の朝待つだいこん畑
6
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桃山
満ち足りぬ月を眺めて我知らずつくため息は不妊の二文字
4
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KEN
雁之鳴は 瀬音の闇に 沈みけり 星の導の 見えぬ霧の夜
15
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桃山
さあおいで犬従えてパソ持って生暖かい部屋をいでゆく
5
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さいおん
あかね差す東の空のたそかれを 君も見たりや同じ色をば
4
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さいおん
月頃 暁起波 日並於 都由不微睡 公念仁
3
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さいおん
公乎愛 絆去物波 片恋乃 我曾泣流 悶焦而
3
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さいおん
夜籠りに涙も雨もすがらなる 手枕の袖も乾く間もなし
5
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名鈴
今更に 命に向かふ 恋心 息の緒さへも 君に委せて
7
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桃山
殿方はご存じなしか恋人の望まぬことをせぬが愛とは
4
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さいおん
手づつなる笏紙の文字あさましく拾ひまうけて札にして持つ
16
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横井 信
忍び込む冷えた空気に固まった身体をほぐす大きなあくび
13
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さいおん
君いへゐあしひきの山に雨降らば 我が立ち嘆く涙と思へ
5
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桃山
沢山の虚構仮想と現実のドラマ溢れて息もつかせず
4
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名鈴
八隅知る わが天皇の 御稜威こそ 存ぜぬ人の よもやあるかは
5
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さいおん
雨小止み他行すべしか隠らむか 曇るか晴るるか止むか降らむか
6
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緒川みるな
はらはらと人の目避けて旅にゆき土産配ばれど見向きもされず
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