橘のお気に入りの歌一覧
音弥
彷徨いて漸く出会う良い男相応しき哉このあいこんは
3
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艸介
朝ごとに深まる冬に気圧されて また重くなる布団と瞼
7
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音弥
歌詠みが詠い置きたる歌屑は御空の星にしかざるべけんや
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音弥
花園に花は数々あるものを訪うはひとつかアゲハ哀しき
6
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名鈴
嬉しびと 二層倍もの 悲しびを ともに与ふる 汝を否ぶまじ
11
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舞
まだ買わぬ当選金の使い道やや喧嘩する妻と吾かな
9
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名鈴
昔今 この国あの国 比ぶれば 世の例とて 常にはあらず
9
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うすべに
吹き寄せる金色の蝶悲しみも ガードレールの下の花束
7
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桃山
この夏の朝ごと青く目に沁みた朝顔きょうは刈りてしまおう
4
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桃山
お日様の温き匂いをたっぷりと含んだタオル抱いてホッコリ
5
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さいおん
月見斗 雖詠公乃 歌待乎 吾泣濡而 露成奴流
8
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さいおん
公歌 雖待不詠乎 知程 今宵乃月 弥西渡
7
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さいおん
不念乎 令知程仁 西渡 月仁紛波 吾息令知
16
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さいおん
公宿乃 物見仁望月 見流頃 吾袖濡 念寝鴨
6
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さいおん
月読 歌之物 験無 恋末仁 念絶南
6
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舞
学生ら吾が歳からは手つなぐも顔寄せあうもただ初々しく
4
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さいおん
沈むまじく結びおかむやこの月を 槍突きみるか網で捕ふか
9
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音弥
一心に向かうデスクに我が尻は根を下ろせしや立つにたたれず
9
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普徳亭大崇
弥陀仏の 御座す浄土の 錦かと 思う紅葉と 公孫樹の落ち葉
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シラサワ
週明けに 「遅延」と響く ホームにて 襟立て呻く 黒山羊の群
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