聴雨のお気に入りの歌一覧
まるたまる
時々は秘密の恋のスリルある私の好きなネクタイをして
11
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藍鼠
反則にしてくださいな、そのヒール。滿員電車の領土あらそい
5
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浅草大将
散り残る花もありそに寄せくるはまた立ち返る雪の八重波
7
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音波
おそらくは群青の鳥 冬色のまぶたの隅をゆらめく光
4
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山桃
椋の枝に鳥総たつかの若みどり鳥の足して萌え出でにけり
10
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芳立
春の夜の夢と知りつつめざむれば道ならぬ雪のこる思ひは
9
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浅草大将
仮初めもよしの一夜をたはぶれで萩の上葉に寝ねがての月
11
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藍鼠
散りし後も雨はやまずに淡々と地をうるおして花を腐して
6
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リンダ
ひくたびに吾子の落書き見直して調べる漢字忘れる夕べ
11
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やすむ
考える考える鳩がうろついた形跡のある天窓の雪
5
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れい
あまりにも醜き事件(こと)の多過ぎて蜥蜴(とかげ)の顔が美しく見ゆ
3
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詠み人知らず
久方の 雲に隱るる 影はいさ星の心の 露にも知らじ
10
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詠み人知らず
私はね不倫がしたい訳じゃない隣に居たいそれだけのこと
5
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芳立
なごり雪ふればへたりし月かへし冬にかれにし人ぞおぼゆる
14
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三沢左右
咲く花の散るを惜しまじ石長の君の永らふ春をしぞ思ふ
12
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三沢左右
ビニル傘花の絣ぞ散りにける雨にも春の心あるかな
13
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詠み人知らず
昨日より 明日の私で いたいから私は私を 思い出にする
19
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詠み人知らず
遠けれど その手を伸ばす 太陽へ握る指から 漏る月明かり
4
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詠み人知らず
見失う 己の形 留めるは 君を覚ゆる 胸に咲く花
5
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詠み人知らず
黄昏に 沈む家路は 遠けれど誰そと問はずに 繋ぐ手がある
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