捨丸のお気に入りの歌一覧
舞
持て余す心ひとつに歌一首詠めぬ日もあり春日差せども
21
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聴雨
鶯の初音待ちゐし梅が枝にたづぬるはただ雪のひとひら
29
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薫智
「最近」は直ぐに更新されていく常に新たな僕になってく
6
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トーヤ
「秋です」と最初に教えてくれたのは声も届かぬ高き青空
61
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恣翁
初春に 一際冴ゆる 南天の 紅き数粒 拾ひ帰らむ
29
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詠み人知らず
湯気のたつ七草粥にさみどりのすずな際立つ今朝の喜び
26
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ほたる
また明日も同じ時刻にすれ違う同じ他人に安堵する朝
20
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三沢左右
青空を包み込みたるシーツあり幸せひとつ日曜の朝
34
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浅草大将
粥に煮て食む七草のさみどりに雪間の春のはつか匂へる
28
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狭霧
花も葉も絶えて久しき藤棚に雪はつのれど見る影もなし
20
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村木美月
何てことなかったような顔をして飲むカフェラテに溶ける淋しさ
22
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聴雨
来年を語れば鬼に笑われる私は私のままで生き抜く
19
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三沢左右
露を抜く青葉を踏みて歩む朝湿りて低き夏の空かな
24
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垂々
あんなにも間違っていたやり方のひとつひとつが青春だった
85
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ころすけ
「元気だよ」父の電話はすぐ終わり 母はなかなか電話を切らず
28
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たんぽぽすずめ。
一日を終えて素顔に石鹸の薫る貴女が一番好きだ
123
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キタハラ
所有などできやしないさ 結局は抱きとめるのが愛だってこと
6
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たんぽぽすずめ。
牛すじも五時間煮れば溶けるので消せない恋がすごく悔しい
21
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杏子
照れるけど 孫がゐたつて 良いぢやない50でビアス 耳に幸あれ
8
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詠み人知らず
凍る夜は吐く息全て白くなりため息ついても少し楽しい
8
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