芳立のお気に入りの歌一覧
周花
君といる海の中では透明と青のあいだの私の心
10
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詠み人知らず
誰が庭の雪に咲くとは知らねども春は隣と告ぐる梅が香
8
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詠み人知らず
雪とのみ見てや過ぎまし冬のうちに咲き出づる梅の香らざりせば
6
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紫苑
しらしらと月まなざせば砧骨かすかに応ふさざなみの底
13
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悠々
初明り照らす極楽また地獄今年も観るか此の世の万華
25
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光源氏
淡雪と消えにし君をしのぶれば積もることなき酔ひのまどろみ
19
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詠み人知らず
白雪もわが身もいたくふりぬれば思ふことのみおほはらの里
9
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紫苑
あらたまの年のわたりは夕映えの海ふところに心なぐさむ
20
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浅草大将
風に舞ふ雪ひとひらに人や見む世もあらたまの春のはつ花
22
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光源氏
吹きすさぶ風や身にしむ夜を越さばながめもあへぬ雪のあけぼの
19
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光源氏
つれづれと雪降りしきる古里の明かしかねつる窓の灯し火
14
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光源氏
色も香もとめて言祝ぐ梅が枝のけふ九重にひかりそふらむ
17
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河のほとり
かくも世に良き年月は積もりゆけ深山しづかに降れる白雪
15
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浅草大将
泣きごとをくり名月のふた度に秋のうれひもながつきの空
14
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詠み人知らず
世の中よ道が出来たら人が来て山の奥にも鹿ぞ無くなる
7
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詠み人知らず
穴の色は移りにけりないたづらにわが身夜に売る稼ぎせしまに
8
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浅草大将
おほ海に出づる小舟をとどめてはなに面白き和歌のうら風
14
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光源氏
薄暮の庭はさやかに照らされて月はまことと示す鐘の音
11
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光源氏
たづね来る人の姿は見えねども音羽の山は色づきにけり
15
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詠み人知らず
女郎花あだには折らじ白露に濡れなむ袖を人もこそ問へ
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