恣翁のお気に入りの歌一覧
風橋 平
寺町の屋根よりけぶりたちはじむしゅううはやがてこの窓をうつ
6
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ふきのとう
寒いねと衿を合わせて挨拶すそぼ降る雨に足元濡らし
12
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千巻
夏の陽と水ですくすくのびすぎた朝顔の蔓奪った嵐
6
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高島津 諦
笑ってる自分の写真を見るたびにこれは一体誰かと思う
12
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けにちん
言葉なく威嚇してくる君たちも10年後にはこっち側だぜ
6
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みやこうまし
秋日和続きて涼し朝まずめ枯れし蔓枝に朝顔の咲く
11
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さる
この夏に植へしあすなろむなしくも風に倒され無残なすがた
4
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紫草
君が指太く短くあたたかく ただ握りしめ言葉かわさじ
18
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葵の助
台風が過ぎてしゅざしゅざ鳴り響く竹箒の音秋の青の下
9
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山桃
廃園をちらり見て過ぐ雲のまにもどかしく震る空の青さよ
8
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みやこうまし
相愛を遊戯に変えてなむなむと契り重ねる濡れ落ち葉かな
8
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たんぽぽすずめ。
時として空をくっきり描ければ景色の歌へ情けも滲む
24
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紫苑
箒音のそこ此処に立つ野分晴濯がれし空とほくにありぬ
15
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たんぽぽすずめ。
突風で戸袋めくれ雨戸飛び晴れてる今朝は青き沈黙
14
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ゆうくん
秋空の 嵐が残した 青の道 風に翔るは 白駒の雲
5
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光源氏
名にし負はばいざ事とはむうたのわにわが思ふ人は星の数あり
15
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ほたる
成功と失敗との境目は独断的に自分で決めよう
6
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浅草大将
世をうしと頭の中で思ふより豚のケツ見るアホでありたし
10
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聴雨
ほの揺るる蝋燭の灯を中にしてむかし話の花咲くゆふべ
18
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栞
ぶくぶくと沈んでいたい夜もある果てなく続く思考の海で
6
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