恣翁のお気に入りの歌一覧
紫苑
月かげの著けき夜に贄なりし小鳥の羽はあをく光りぬ
10
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真山千展
さめざめと雨はやさしく泣いているこれから晴れることを知りつつ
4
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真山千展
私を正しく叱り付けている父のこぶしのような雨降る
12
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真山千展
教室の窓を開ければいつだって雨の匂いがしていた五月
4
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五穀米
いち日に一度は祈る父母の未来引き継ぐ我に幸あれ
2
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卯月
ふるさとも今は廃墟となり果てて父のまなこに我は映らぬ
5
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もなca
汝が色を日ごと染めゆく紫陽花の花思わせる蒼き夕暮れ
13
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詠み人知らず
わたつみの海にも潜れあをさぎや月など漁りてみせはせぬかは
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善田真琴
走り梅雨打たれ微笑む紫陽花の色を変へつつ生きてともみむ
4
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更紗
二人して海を見ていた 最後の日 言葉はなくて波の音だけ
4
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詠み人知らず
お朔日参道ひしめく出店たち 郷愁誘うリンゴ飴かな
8
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詠み人知らず
汝が指の白きを思ふさきさきとわれに噛まるる水菜鳴くとき
9
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かぐや
十六夜の 月にかかりし 叢雲の 別れし後の 行方や知らず
3
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七色コイン
アメーバで連歌というグルッポを作りましたよ。みんな遊ぼう!
2
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芳立
たばかりの春にも飽きて女ぎつねの嫁入りするか六月の空
15
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浅草大将
春しらぬわれのなみだも凍るべし冷蔵倉庫に魚の眼ひかる
15
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みやこうまし
涼風の小川に沿えば黄と燃える川辺の菖蒲揃いて揺れぬ
12
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芳立
ひるがへる旗は十色をうつりきて呼倫貝爾に馬を駆りゆく
8
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もなca
六月の露に濡れたる青梅はきみの好めるさみどりの色
11
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葡萄
鏡なす水し無ければ天を翔る真澄の月を如何に狩るらむ
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