日央のお気に入りの歌一覧
ゆびきゅ
満月は静謐な湖のうえ あるいは孤独な糸杉のうえ
31
もっと見る
永鹿
風吹かば 暇なく流る 時の中 果無き夢に 頼む間も無し
3
もっと見る
島祝
木之本に立てば嵐の桜花 千々に乱れて道惑ふかな
20
もっと見る
浅草大将
たま水の滾つ思ひにのぼせ果てこひも渡らめうはの空にて
12
もっと見る
ころすけ
「さよなら」と書いた手紙を部屋におくような別れをしたい日がある
13
もっと見る
龍翔
ラヴリーベアムールアモーレアモルアイ「愛」の形はひとつではない
7
もっと見る
螢子
心をば「うら」と読めるを知り初めし今日裏切りは心切りと知る
24
もっと見る
まき
「あのさ今、鬼がひとりで泣いててさ、そいつと肩を組んで帰るわ」
20
もっと見る
詠み人知らず
女とは暦もつもの神秘にも似た満ちひきの朧月夜や
8
もっと見る
源朝臣友信
いづくより誰がために吹く潮風ぞ いたづらに吹き心乱すな
7
もっと見る
ほたる
のら猫の恋をうらやみ春を待つ 理想や常識捨てられたなら
5
もっと見る
螢子
弓張りの月詠めるうた数多有り寂しく見あぐ漆黒の空
17
もっと見る
やすむ
永久に生きられぬならいらないと手放すダイヤが海になる夢
5
もっと見る
粕春大君
ゆふだちの晴れてめぐりし蓮池の上葉に宿る幾万の月
24
もっと見る
じゆん
楽しげな誘いをひとつ断って夜に寄り添う月を見ていた
26
もっと見る
林ユキ
吹き割れてかがやく雲の静けさに羽根はないけど飛びたく思ふ
11
もっと見る
詩月恵
去年今年 降り積む雪を聴きながら真白に変わる朝を待っている
15
もっと見る
トーヤ
同じ宇宙見上げてひとりつぶやいた手を伸ばしつつ遠い遠いと
4
もっと見る
まるたまる
雪が溶け足跡沈むぬかるみの路を歩けばたんぽぽ一輪
7
もっと見る
螢子
初めての友と会う日を楽しみに遠足前の子どもに戻る
4
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
>>