紫苑のお気に入りの歌一覧
falcon
ひとすぢの飛行機雲のうすれゆく夏のをはりの空のはてなく
18
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falcon
「英霊の犠牲の上に今日がある」言葉むなしき為政者の声
11
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falcon
「左翼とは俺のことかよ」まじまじと友の顔みるビールが苦い
12
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浅草大将
心なき耳には聞くもあらかねのつちの深きに哭く魂のこゑ
11
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只野ハル
国会の承認の後戦場へ平和なもんだぜセンセイ方は
7
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falcon
薔薇色のこころを染むる夕雲に別れし人のおもかげぞたつ
12
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リンダ
亡き猫の名前で呼んでしまうので猫は時々メスにされおり
19
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松本直哉
水を打つ庭の葉叢に虹色のとかげせつなにひかりてきゆる
11
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へし切
防人の何守らむと法を成しいざ異国へと出でむものかは
20
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falcon
新聞に恩師の訃報よみがえる温和な口調厳しき批評
13
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潮月繁樹
あの世より御霊集いて忘れまじ蝉も焼け落つ八月六日
24
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潮月繁樹
安まらぬ御霊集いて蝉しぐれ暮れて川面の精霊流し
31
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浅草大将
再びのふるあめりかの冷たくも核の傘などさすはおもふな
8
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falcon
連れゆくは百兒斯の海か大陸か空だのめなるわれらがゆくへ
10
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只野ハル
久々に電車に乗りて叔父見舞う行きも帰りも座れぬままに
15
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まぽりん
甘葛をひと匙かけば削り氷のあはに溶けゆく長瀞の夏
27
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もなca
目をこする赤子抱きあげ二度三度ゆすればことりと眠りに落ちぬ
19
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只野ハル
戦争を知らぬ総理の為すことに危険覚える老年よ立て
7
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只野ハル
廃道の忘れ去られて獣道草深くして流れに切られ
5
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只野ハル
逃げ水の揺らめく中に子供らが水遊びする噴水を見る
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